はじめに
本記事ではAWSのEventBridgeを使用して、日次で特定の時間にLambdaを動かすスケジューラを実装していきます。
ゴール
日次で21時にLambdaが実行されるようにEventBrigeでスケジューラを作成する
1. Lambdaの作成
EventBrigeから実行する簡単なLambdaを作成しておきます。
lambda_function.py
def lambda_handler(event, context):
print("スケジューラにより処理を実行")
return {
'statusCode': 200,
'body': 'test'
}
2. EventBridgeの作成
- ルールの作成
Amazon EventBridge > ルール > ルールの作成から定義を作成していきます。
任意のルール名、説明 を記載しルールタイプは スケジュール
を選択します。
- スケジュールの cron 式
今回はタイムゾーンに 東京リージョン
を指定しておきます。
cronベースのスケジュールを選択し、日次で21時に実行するよう設定します。
cron式
cron(0 21 * * ? *)
- 呼び出すLambdaの選択
1. Lambdaの作成
で作成したLambdaを選択します。
ここまで出来たらデフォルトの設定のままルールをデプロイします。
3. 動作の確認
Lambdaの実行ログをCloudWatchで確認すると、21時にLambdaが実行されてることを確認できました。