ある日のこと
自作の地図系webアプリを作るためにGoogleMapのAPIを使おうと思った私は、GCPのコンソール画面からAPIを検索していました。
そこで見たものは...
「えぇ... ちょっと地図系のAPI多すぎん...?」
「どれ使ったらいいか分からんやん...」
概要
ということで、Google Cloud Platformから利用可能なGoogle Map系API全17個についてざっくり調べてまとめてみました。それぞれのAPIを使うことで「何ができるのか?」と、個人的に感じた利用頻度の高さ(高いものはこれからお世話になりそう)も一緒に掲載しています。
※ APIの利用料金には触れませんので、気になる方はご自身でご確認ください。
GoogleMap系APIの一覧表
API名称 | APIの機能 | 利用頻度 |
---|---|---|
Maps Javascript API | ウェブサイトにマップを配置できる | 高 |
Geocoding API | 住所と地理座標(緯度・経度)を相互に変換できる | 高 |
Places API | 1億か所の詳細情報を取得できる | 高 |
Direction API | 複数地点間のルートを取得できる | 高 |
Distance Matrix API | 複数地点間の移動時間と距離を取得できる | 高 |
Maps Embed API | ウェブサイトにマップまたは ストリートビューパノラマを配置できる |
高 |
Maps SDK for Android | Google Mapsデータに基づくマップを Androidアプリケーションに追加する |
中 |
Maps SDK for iOS | Google Mapsデータに基づくマップを iOSアプリケーションに追加する |
中 |
Maps Static API | URLに位置座標、ズーム倍率、マーカ情報を指定することで Google Mapを静的な画像で取得できる |
中 |
Roads API | 位置情報(2点以上)をもとに、補正された経路情報を取得できる | 中 |
Geolocation API | 基地局やWi-Fiアクセスポイントの情報に基づいて、 現在位置と精度半径を取得できる |
中 |
Time Zone API | 位置情報から属しているタイムゾーンのID、名称と UTCとの時差を取得できる |
中 |
Street View Static API | URLに位置座標、角度を指定してストリートビューの画像を 静的な画像として取得できる |
中 |
Street View Publish API | 360°写真をメタデータ(位置座標や向きなど)とともに Googleマップに公開できる |
低 |
Maps Elevation API | 地球表面の標高データ(海洋の場合は海底深度)を取得できる | 低 |
Playable Locations API | 位置情報ゲームで利用可能なロケーション情報を取得できる | 低 |
Semantic Tile API | モバイルゲーム等に利用可能な地理空間データが 取得できる(Unityからのみ接続可能) |
低 |