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インデントの2スペース、4スペースについて VSCodeおすすめ設定

Last updated at Posted at 2025-07-14

はじめに

こんにちは、IT経験1年半の駆け出しです。
今回は、開発におけるインデントの話をしようと思います。

初現場のコーディングルールでインデントは2スペースという指定がありました。
2スペースって何のこと?って感じでした笑
VSCodeでのおすすめ設定もご紹介します。

スペースは2スペースか4スペースか

主流なのは2スペースか4スペースです。
image.png
画像の赤枠で囲った部分に・・と点が2つありますね。これが2スペースです。
4スペースの時には・・・・となります。

1.視認性・可読性のバランス

  • 1スペースだとインデントが目立たず読みにくい
  • 3スペース、5スペースだとインデントが広すぎて横に無駄なスペースが増える

2.タブとの互換性(歴史的理由)

  • 昔のエディタやターミナルはタブ幅が「8スペース」とされていた
  • 8では広すぎたため、スペースでインデントする文化が広まった
  • この時に、「タブ幅の半分の4スペース」「さらにコンパクトな2スペース」が選ばれた

言語による違い

  • JavaScript/TypeScrript 2スペース
    web開発ではネストが深くなりがちなので省スペースが好まれる
  • Python 4スペース(公式推奨)
    インデントが文法の一部
  • Java 4スペース
    Oracle公式ガイドや多くのIDEでデフォルトが4。クラス構造が階層的なので視認性重視。

混在はNG
Reactでよくやってしまったのですが、こっちのコンポーネントは4スペースになっており、あっちのコンポーネントは2スペースになっていたなんてことがありました。

VSCodeの設定

  • 全体設定で2スペースにする
    VS Code を開く
    画面左下の ⚙️(歯車)→「Settings(設定)」をクリック
    上の検索バーに tab size と入力
    以下の2点を設定:
    Tab Size:2 に変更
    Indent Using Spaces:✅ チェック(または選択して Spaces に)

  • 保存時に自動整形されるようにする
    同じ「Settings」画面で検索バーに format on save と入力
    Editor: Format On Save に ✅ チェックを入れる

  • 整形ツール(Prettierなど)を導入
    左の「拡張機能」アイコン(🔌)をクリック
    Prettier と検索し、「Prettier - Code formatter」をインストール
    拡張機能を入れたあと、以下の設定を .prettierrc または設定画面で追加:

{
  "tabWidth": 2,      // インデントで使用するスペースの数(例: 2にすると2スペースでインデント)
 "useTabs": false     // インデントにタブを使うかどうか(falseの場合、スペースを使用)
}

設定ができていれば保存した時に2スペース変わります。

  • プロジェクト毎で変更したい場合には、設定ファイルで設定する
    .vscode/settings.json を作成して以下を記載:
{
  "editor.tabSize": 2,            // ← インデント幅を2にする
  "editor.insertSpaces": true,    // ← タブではなくスペースでインデント
 "editor.formatOnSave": true     // ← 保存時に自動整形(Prettierなどが有効な場合)
}

※ tabSize を 4 にすれば4スペースになります。

終わりに

今回は、インデントの2スペースと4スペースの違いや、VSCodeでの設定方法について紹介しました。
現場では見た目の統一が大切ですし、ツールで自動化することでストレスも減ります。
設定しておけば、コーディングルールを意識しなくても自然と守れるのでおすすめです!

この記事が、初学者の方や現場で戸惑った方の参考になれば嬉しいです。

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