はじめに
Difyを使ってOracleデータベースに対してSQLを実行するワークフローを作成してみました。
ノーコードで簡単に実現できるので、ぜひ参考にしてみてください。
手順
1. databaseプラグインのインストール
Plugin Marketplaceにアクセスし、「database」プラグインをインストールします。
2. 開始ノードの作成
「開始」ノードを追加し、入力フィールドに以下を設定します:
-
フィールド名:
sql
- タイプ: テキスト入力
- 説明: 実行したいSQL文を入力してください
3. databaseツールの追加
次に「database」ツールを追加します。
DB URIの設定
Oracleの接続情報は以下のフォーマットで設定します:
oracle+oracledb://user:pass@hostname:port[/dbname][?service_name=<service>[&key=value&key=value...]]
4. 終了ノードでの結果表示
最後に「終了」ノードを追加し、SQLの実行結果を表示します。
動作確認
完成したワークフローを実行し、SQL文を入力するとOracleデータベースから結果が返ってきます。
SQL文:
CREATE TABLE product_inventory (
product_id NUMBER PRIMARY KEY,
product_name VARCHAR2(4000) NOT NULL,
price NUMBER(10,2) NOT NULL,
stock_quantity NUMBER DEFAULT 0 NOT NULL,
last_updated TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP NOT NULL
)
まとめ
Difyのdatabaseプラグインを使うことで、Oracleデータベースへの接続・クエリ実行が簡単に実装できました。
環境変数での接続情報管理や、エラーハンドリングなども追加できるので、ぜひ挑戦してみてください。