はじめに
VirtualBoxでネットワークを組む場合、ブリッジアダプターを使うのが最も簡単だが、社内ネットワークにいると勝手にノードを増やせないこともしばしば。
なので今回はNAT構成を組んでみることにする。NAT構成にすれば自ホストをゲートウェイとするサブネットを新しく構築するので、好きなだけノードを増やすことができる。
もちろん社内ネットワークによってはできないこともあるので、ネットワーク責任者に確認をとってもらいたい。
設定
VirtualBoxの仮想マシンのネットワーク設定画面を開き、以下のように設定する。
アダプター | 割り当て |
---|---|
アダプター1 | ホストオンリーアダプター |
アダプター2 | NAT (NATネットワークと間違えないように) |
アダプター3 | なし (必要な場合は適宜) |
アダプター4 | なし (必要な場合は適宜) |
ホストオンリーアダプターはホストからゲストへ、NATはゲストからホストへ通信するときに使用する。
LinuxのIPアドレス
VirtualBoxにゲストOSをインストールしたら、ホストオンリーアダプターのほうは固定アドレス、NATのほうはDHCPで設定する。
固定アドレスにはホストネットワークマネージャーで設定されているサブネットから割り当てる。デフォルトでは 192.168.56.0/24 となっていると思う。