社内研修用に手持ちのPC端末上に仮想のローカル開発環境(VM)を構築し、そこにMySQLをインストールして、Workbenchから接続する方法を模索していたので、備忘録+参照用に記載しておきます。
■環境
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使用PC:Windows10
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構築する仮想マシン:Ubuntu16.04
■必要なソフトウェアのインストール
WindowsでMySQL Workbenchをインストールして実行するには、以下のライブラリがインストールされている必要があります。
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Microsoft .NET Framework 4.5
https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=30653 -
Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015(Visual Studio 2015 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ)
https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=48145
ライブラリがインストールされていれば、ページ下部に進みOSを選択してDownload
をクリック
以下の画面が表示されれば、No thanks, just start my download.
をクリック。ダウンロードされたインストーラの指示に従いインストールを行って下さい。
■ローカル開発環境(VM)の構築
今後仮想環境を複数作成する可能性を考慮して、仮想環境を括る”Vagrant”をCドライブ直下に作成し、その下に今回作成する仮想環境のディレクトリを作成
> mkdir C:\Vagrant\mysql_ubuntu1604
cdコマンドで移動
> cd C:\Vagrant\mysql_ubuntu1604
Vagrantfile の作成
> vagrant init bento/ubuntu-16.04
Vagrantfileの編集
作成されたVagrantfileをエディタで開き、35行目、以下の部分のコメントアウトを外す
config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"
VMの起動
> vagrant up
VMへSSH接続
> vagrant ssh
■Ubuntuの日本語化
$ sudo apt-get -y install language-pack-ja-base language-pack-ja ibus-mozc
$ localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja"
// パスワードを入力
$ source /etc/default/locale
$ echo $LANG
ja_JP.UTF-8
■Ubuntuの諸々アップデート
sudo apt-get update && sudo apt-get -y upgrade && sudo apt-get -y dist-upgrade && sudo apt-get -y autoremove && sudo apt-get -y autoclean
sudo init 6
// 再起動
■MySQLインストール
sudo apt-get install mysql-server
// rootのパスワード設定
■よく使うコマンド
MySQLバージョン確認
$ mysql --version
mysql Ver 14.14 Distrib 5.7.22, for Linux (x86_64) using EditLine wrapper
MySQLにrootユーザでログイン
$ mysql -u root -p
// パスワードを入力
MySQLの状態確認
$ mysqladmin ping -u root -p
Enter password:
mysqld is alive
■Workbenchの設定
VagrantでSSH接続中であればexitしておく
Workbenchを起動したらAdd Connectionsをクリックして以下画像のように設定
■参考サイト
便利な公式ツールMySQL Workbenchの使い方と日本語化方法
※日本語化はかかる手間と得られる恩恵が見合わない気がするのでやりませんでした。