はじめに
近年、EC市場は急速に拡大を続けており、その中でもShopifyは世界175か国以上で利用されるNo.1のECプラットフォームとして、多くの事業者に選ばれています。日本国内でもShopifyを使ったECサイト構築が急増しており、競合との差別化がますます重要になっています。
そんな中、メルマガ登録(メールマガジン購読) は、EC事業者にとって最もコストパフォーマンスの高いマーケティング手法の一つです。SNSのアルゴリズム変更に左右されず、顧客と直接つながることができるメルマガは、リピート購入の促進や新商品の告知において非常に効果的です。
しかし、Shopifyのデフォルト機能ではメルマガ登録フォームの追従表示ができません。 フッターに固定されたメルマガ登録フォームだけでは、ユーザーがページ下部までスクロールしない限り目に入らず、登録率の低下を招いてしまいます。
この記事では、Shopify でメルマガ登録フォームを設置できるアプリを5つ厳選してご紹介します。 特に、追従メルマガ登録フォームを実現できるアプリに注目し、購読者を効率的に増やす方法を解説します。
参考記事:
- [Shopify ストアに追従メルマガ登録フォームを設置!「シンプル追従メルマガ登録フォーム|追従メールマガジン購読設定」をリリース](TODO: 公開後にURLを差し替える)
- Shopify にメルマガ登録フォームを設置できるアプリ6選を紹介!
- Shopify でメルマガ登録フォームを追加する方法|追従メルマガ登録フォームで購読者を効率的に獲得
- Shopify メルマガ登録アプリ11選|追従メルマガ登録フォームで購読者を獲得する方法
メルマガ登録とは?
メルマガ登録とは、ユーザーが自分のメールアドレスを入力し、ストアからのメールマガジン(ニュースレター)の配信を許可することを指します。ECサイトにおいては、以下のような目的でメルマガが活用されます。
- 新商品・再入荷のお知らせ: 最新の商品情報をいち早く届け、購買意欲を喚起する
- セール・クーポン情報の配信: 限定セールや割引クーポンを配信し、コンバージョンを促進する
- ブランドストーリーの共有: ブランドの世界観やこだわりを伝え、ファンを育成する
- カゴ落ち防止: カートに商品を入れたまま離脱したユーザーにリマインドメールを送る
Shopify メルマガ登録は、ECサイトの売上を継続的に伸ばすための基盤となる施策です。SNS広告のように毎回費用が発生するわけではなく、一度登録してもらえば繰り返しアプローチできるため、LTV(顧客生涯価値)の向上に大きく貢献します。
特に、メールマーケティングのROI(投資対効果)は1ドルあたり36ドルとも言われており、あらゆるマーケティングチャネルの中で最も高い水準を誇ります。Shopifyストアを運営するなら、メルマガ登録フォームの設置は必須と言えるでしょう。
Shopify でメルマガ登録フォームを設置するメリットとデメリット
メリット
1. 顧客との直接的な接点を確保できる
SNSはアルゴリズムの変更によりリーチが不安定になることがありますが、メールは登録者全員に確実に届きます。Shopify メルマガ登録を通じて獲得したメールリストは、ストア運営者にとって最も価値のある資産の一つです。
2. リピート購入率の向上
一度購入した顧客に対して定期的にメルマガを配信することで、リピート購入を促進できます。新商品の情報やセール告知をタイムリーに届けることで、ストアへの再訪問を促します。
3. 低コストで高い効果が得られる
メールマーケティングは、SNS広告やリスティング広告と比較して非常にコストパフォーマンスが高いです。追従メルマガ登録フォームを設置すれば、追加の広告費をかけることなく、サイト訪問者を効率的に購読者に変換できます。
4. セグメント配信で精度の高いマーケティングが可能
購入履歴や閲覧履歴に基づいて顧客をセグメント分けし、それぞれに最適なコンテンツを配信できます。パーソナライズされたメルマガは、一律配信と比較して開封率・クリック率ともに大幅に向上します。
5. 自動化による業務効率化
ウェルカムメール、カゴ落ちリマインド、購入後のフォローアップなど、メールの自動配信を設定すれば、手間をかけずに継続的な顧客コミュニケーションが実現できます。
デメリット
1. 配信頻度の管理が必要
メルマガの配信頻度が高すぎると、ユーザーに煩わしさを感じさせ、購読解除につながる恐れがあります。適切な頻度を見極め、質の高いコンテンツを届けることが重要です。
2. コンテンツ作成の手間がかかる
定期的にメルマガを配信するには、魅力的なコンテンツを継続的に作成する必要があります。テンプレートやAIツールを活用することで、この負担を軽減できます。
3. 個人情報の適切な管理が求められる
メールアドレスは個人情報に該当するため、プライバシーポリシーの整備やGDPR等の法規制への対応が必要です。Shopifyアプリを活用すれば、こうしたコンプライアンス対応もスムーズに行えます。
Shopify のデフォルト機能ではメルマガ登録フォームの追従表示ができない
Shopifyの多くのテーマには、フッター部分にメルマガ登録フォームが標準搭載されています。しかし、この標準機能にはいくつかの制約があります。
フッター固定のみで追従表示ができない
デフォルトのメルマガ登録フォームは、ページ最下部のフッターに固定されています。ユーザーがページの途中で離脱した場合、メルマガ登録フォームの存在自体に気づかないまま去ってしまうケースが少なくありません。
デザインのカスタマイズに限界がある
標準のフォームはテーマのデザインに依存しており、ブランドイメージに合わせた細かいカスタマイズが難しい場合があります。
追従メルマガ登録フォームが実現できない
ユーザーがスクロールしても常に画面上に表示される「追従メルマガ登録フォーム」は、Shopifyの標準機能だけでは実現できません。追従表示を行うにはCSSやJavaScriptのカスタマイズが必要ですが、テーマのアップデート時に上書きされるリスクがあります。
こうした課題を解決するために、Shopifyアプリの導入が最も効率的な方法です。アプリを使えば、ノーコードで追従メルマガ登録フォームを設置でき、デザインのカスタマイズや表示条件の設定も自由自在に行えます。
Shopify でメルマガ登録フォームを設置できるアプリ5選
ここからは、Shopify でメルマガ登録フォームを設置できるおすすめアプリを5つご紹介します。最初のアプリは追従メルマガ登録フォームに特化した「シンプル追従メルマガ登録フォーム」を詳しく解説し、その後4つのアプリを比較形式でご紹介します。
シンプル追従メルマガ登録フォーム|追従メールマガジン購読設定
はじめに
「シンプル追従メルマガ登録フォーム|追従メールマガジン購読設定」は、Shopifyストアにノーコードで追従メルマガ登録フォームを設置できる日本製アプリです。
Shopify メルマガ登録の課題として多くのストアオーナーが感じているのが、「フッターにしかメルマガ登録フォームがなく、ユーザーに気づいてもらえない」という問題です。このアプリは、まさにその課題を解決するために開発されました。
画面下部に常に追従するメルマガ登録フォームを表示することで、ユーザーがどのページを閲覧していても、いつでもメルマガ登録のアクションを取ることができます。フォームのデザインは自由にカスタマイズ可能で、ストアのブランドイメージに合わせた統一感のある見た目を実現できます。
料金は 月額$3.99 または 年額$39.99(年払いで16%お得) と非常にリーズナブルで、追従メルマガ登録フォームという明確な機能に特化しているため、余計な機能に惑わされることなくシンプルに導入できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | シンプル追従メルマガ登録フォーム|追従メールマガジン購読設定 |
| 英語名 | UR: Sticky Newsletter Signup |
| 開発者 | UnReact |
| 料金 | $3.99/月 または $39.99/年(年払いで16%お得) |
| 主な機能 | 追従メルマガ登録フォーム、デザインカスタマイズ、表示ページ設定 |
| 日本語対応 | 対応 |
できること
このアプリでは、以下のような機能を利用できます。
あらゆるページに追従メルマガ登録フォームを表示
トップページ、コレクションページ、商品ページなど、Shopifyストアのあらゆるページに追従メルマガ登録フォームを表示できます。ユーザーがどのページを閲覧していても、画面下部に常にフォームが表示されるため、メルマガ登録の機会を逃しません。
豊富なカスタマイズオプション
フォームの色、テキスト、サイズなどを自由にカスタマイズできます。ストアのデザインに合わせた追従メルマガ登録フォームを作成し、ブランドの統一感を保つことができます。カスタムCSSにも対応しているため、より高度なデザイン調整も可能です。
1クリックでテーマに追加
Shopifyのテーマエディタから、わずか1クリックでアプリブロックをテーマに追加できます。コードの編集は一切不要で、誰でも簡単に追従メルマガ登録フォームを設置できます。
アプリのインストール
ここでは、「シンプル追従メルマガ登録フォーム」のインストール手順を画像付きで詳しく解説します。
ステップ1: Shopify管理画面から設定を開く
Shopifyの管理画面にログインし、左下の「設定」をクリックします。
ステップ2: アプリと販売チャネルを選択
設定メニューから「アプリと販売チャネル」を選択します。ここからShopify App Storeにアクセスしてアプリを検索します。
ステップ3: アプリを検索
Shopify App Storeで「追従メルマガ登録」や「UR: Sticky Newsletter Signup」と検索します。アプリが表示されたらクリックして詳細ページに移動します。
ステップ4: インストールボタンをクリック
アプリの詳細ページで「インストール」ボタンをクリックします。
ステップ5: 権限を確認してインストール
アプリが要求する権限の内容を確認し、「インストール」をクリックします。これでアプリのインストールは完了です。
テーマに追加
インストールが完了したら、次にテーマにアプリブロックを追加します。
ステップ1: アプリ管理画面を開く
アプリをインストールすると、アプリの管理画面が表示されます。ここからテーマへの追加を行います。
ステップ2: テーマを選択
追従メルマガ登録フォームを追加したいテーマを選択します。現在公開中のテーマはもちろん、下書き状態のテーマにも追加可能です。
ステップ3: テーマエディタでブロックを追加
テーマエディタが開いたら、アプリブロックを追加して保存します。これだけで追従メルマガ登録フォームがストアに表示されるようになります。
アプリ設定
テーマに追加した後は、フォームの見た目や動作をカスタマイズしましょう。
フォームの基本設定
フォームのタイトル、説明文、ボタンテキスト、プレースホルダーテキストなどを自由に設定できます。日本語でわかりやすいメッセージを設定することで、ユーザーのメルマガ登録率を向上させることができます。
表示設定
背景色、テキストカラー、ボタンの色など、フォームのデザインを細かくカスタマイズできます。ストアのブランドカラーに合わせることで、違和感のない自然な追従メルマガ登録フォームを実現できます。
カスタムCSS
より高度なデザイン調整が必要な場合は、カスタムCSSを入力できます。フォントサイズの変更、余白の調整、アニメーションの追加など、CSSで実現できるあらゆるカスタマイズに対応しています。
おわりに
「シンプル追従メルマガ登録フォーム」は、追従メルマガ登録フォームに特化したシンプルで使いやすいShopifyアプリです。複雑な設定は不要で、インストールからテーマへの追加まで数分で完了します。
Shopify メルマガ登録の効果を最大化したい方、フッターのメルマガ登録フォームだけでは物足りないと感じている方は、ぜひこのアプリを試してみてください。
アプリのインストールはこちらから:
シンプル追従メルマガ登録フォーム|追従メールマガジン購読設定
Omnisend Email Marketing & SMS
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Omnisend Email Marketing & SMS |
| 開発者 | Omnisend |
| 評価 | 4.8(2,952件) |
| 料金 | FREE(無料、250contacts、500emails/月)、STANDARD $16/月(500contacts、6,000emails/月)、PRO $59/月(2,500contacts、無制限emails) |
| 主な機能 | メールマーケティング、SMS、ポップアップ、カゴ落ちメール、ウェルカムメール、セグメンテーション、AIコピー生成 |
| 日本語対応 | 英語のみ |
| 連携 | Shopify Flow, Aftership, Gorgias, Loox, Recharge, Yotpo |
Omnisendは、メールマーケティングとSMSを統合した総合的なマーケティングプラットフォームです。Shopify メルマガ登録に関しては、ポップアップやランディングページなど多彩な登録フォームを提供しています。無料プランでも250contactsまで利用でき、カゴ落ちメールやウェルカムメールの自動化機能も備えています。AIコピー生成機能を搭載しており、メール本文の作成をサポートしてくれる点も魅力です。ただし、日本語には対応していないため、英語での運用が必要になります。メルマガ配信の自動化や高度なセグメンテーションを求めるストアに適したアプリです。
SendWILL Popup Email Marketing
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | SendWILL Popup Email Marketing |
| 開発者 | SendWILL (CWILL) |
| 評価 | 4.9(7,115件) |
| 料金 | 無料 |
| 主な機能 | ポップアップ、exit-intentポップアップ、スピンホイール、メールキャンペーン(D&Dエディタ)、自動化(ウェルカム、カート回復、ウィンバック)、テンプレート |
| 日本語対応 | 日本語対応(他22言語) |
| 連携 | Shopify Flow, Klaviyo, Mailchimp, SMSBump, Privy |
| Built for Shopify | 対応 |
SendWILLは、7,000件以上のレビューで4.9の高評価を獲得している人気アプリです。Shopify メルマガ登録の手段として、通常のポップアップに加え、離脱時に表示されるexit-intentポップアップやスピンホイール(ルーレット形式の登録フォーム)など、ユーザーの興味を引く多彩なフォーム形式を提供しています。完全無料で利用できる点が最大の特徴で、日本語を含む23言語に対応しているため、日本のストアでも安心して導入できます。Built for Shopifyの認定も受けており、Shopifyとの互換性が保証されています。
Wiz - AI Email Marketing
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Wiz - AI Email Marketing |
| 開発者 | Wiz Email Marketing |
| 評価 | 5.0(198件) |
| 料金 | Development stores(無料)、Pro AI $14.99/月(500contacts)、Advanced AI $19.99/月(1,000contacts)、Scale $29.99/月(2,000contacts)※7日間無料体験 |
| 主な機能 | AIメールマーケティング、カゴ落ちメール回復、ポップアップ、15+言語対応、D&Dエディタ、分析ダッシュボード |
| 日本語対応 | 英語のみ |
| Built for Shopify | 対応 |
Wizは、AIを活用したメールマーケティングアプリで、198件のレビューで満点の5.0という驚異的な評価を獲得しています。AIがメールの作成や最適化をサポートしてくれるため、メールマーケティングの経験が少ない方でも効果的なキャンペーンを作成できます。Shopify メルマガ登録に必要なポップアップ機能も備えており、カゴ落ちメールの回復機能と組み合わせることで、売上の向上が期待できます。Development storesでは無料で利用でき、有料プランも7日間の無料体験が用意されています。
Brevo PushOwl: Email,Push,SMS
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Brevo PushOwl: Email,Push,SMS |
| 開発者 | Brevo PushOwl |
| 評価 | 4.8(1,843件) |
| 料金 | Basic Bundle(無料、500 push/月、500 email/月)、Plus Bundle $19/月(10k-30k push、1,000 email)、Power Bundle $79/月(無制限push) |
| 主な機能 | メールマーケティング、Webプッシュ通知、SMS、ポップアップ、カゴ落ち回復、再入荷通知、セグメンテーション |
| 日本語対応 | 英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語、イタリア語 |
| 連携 | Shopify Flow, Brevo, Judge.me, Klaviyo, Loox |
Brevo PushOwlは、メール、Webプッシュ通知、SMSの3つのチャネルを統合したマーケティングアプリです。Shopify メルマガ登録のポップアップ機能に加え、ブラウザのプッシュ通知を活用できる点がユニークです。メルマガに登録していないユーザーにもプッシュ通知でアプローチできるため、カゴ落ち回復や再入荷通知の配信チャネルを広げられます。無料プランでも月500通のメールと500件のプッシュ通知が利用可能で、小規模ストアからスタートするのに最適です。
まとめ
この記事では、Shopify でメルマガ登録フォームを設置できるアプリを5つご紹介しました。
Shopify メルマガ登録は、ECサイトの売上を継続的に成長させるための最も重要な施策の一つです。しかし、Shopifyの標準機能ではフッターへの固定表示しかできず、追従メルマガ登録フォームを実現するにはアプリの導入が必要です。
今回紹介した5つのアプリの中でも、追従メルマガ登録フォームに特化した「シンプル追従メルマガ登録フォーム|追従メールマガジン購読設定」は、シンプルな操作性と手頃な価格で、すぐに導入できるおすすめのアプリです。
メルマガ登録フォームの最適化は、購読者数の増加だけでなく、リピート購入率の向上やLTVの改善にもつながります。まだ追従メルマガ登録フォームを導入していない方は、この機会にぜひ検討してみてください。


















