はじめに
EC 市場の競争が激しくなっている 2025 年、お客様に「この商品は人気がある」「最近も売れている」と伝えることは、購買率アップの重要なカギになっています。その手段のひとつが、商品ページに最後に売れた時間を表示すること。
「3 時間前に購入されました」「昨日売れました」といった情報を目にすると、お客様は「自分も買ってみよう」と思いやすくなります。しかし、Shopify の標準機能だけでは最終販売日時を商品ページに表示することはできません。
この記事では、Shopify で最終販売日時や直近購入時間を表示できるアプリを 5 つ紹介します。メインで紹介する「シンプル最後に売れた時間表示|お手軽直近購入時刻表示」を中心に、それぞれのアプリの特徴や使い方を解説していきます。
この記事の末尾に関連する参考記事のリンクをまとめています。あわせてご覧ください。
最終販売日時表示とは?
最終販売日時表示とは、商品ページ上に「この商品が最後に売れた時間」を自動で表示する機能のことです。
たとえば、次のような表示が商品ページに追加されます。
- 「最後に売れた時間:2 時間前」
- 「Last sold: 2025/04/15 14:30」
- 「最終販売:昨日」
この情報があることで、お客様は「最近も他の人が購入しているんだ」と安心感を得られ、購入を迷っているときの後押しになります。いわゆる「社会的証明」と呼ばれるマーケティング手法のひとつで、特に初めてそのストアを訪れたお客様に対して効果的です。
Shopify で最終販売日時を表示するメリットとデメリット
メリット
-
購買意欲の向上
「この商品、最近売れてるんだ」という情報は、お客様の購買意欲を自然に高めてくれます。特に在庫が限られている商品や、季節性のある商品との相性が抜群です。 -
信頼感の向上
商品が定期的に売れていることがわかると、「このストアはちゃんと運営されている」「この商品は品質が良いのだろう」という信頼感につながります。新規のお客様が初回購入するハードルを下げてくれます。 -
回遊率のアップ
最後に売れた時間が表示されていると、「他の商品はどうだろう?」と他の商品ページも見たくなる心理が働きます。結果として、ストア全体の回遊率が上がりやすくなります。 -
導入が手軽
アプリを使えばコーディング不要で導入できるため、技術的な知識がなくてもすぐに始められます。
デメリット
-
売れていない商品が目立つ可能性
長期間売れていない商品に「最終販売:3 ヶ月前」のように表示されると、逆にお客様に不安を与えてしまう場合があります。ただし、多くのアプリには一定日数経過後に自動で非表示にする機能があるため、この問題は回避可能です。 -
表示デザインの調整が必要な場合がある
テーマのデザインによっては、最終販売日時の表示がストア全体の雰囲気と合わないこともあります。アプリの選定時には、フォントサイズや色のカスタマイズ性をチェックしておくと安心です。
Shopify のデフォルト機能では最終販売日時を表示できない
Shopify には商品の在庫管理や注文管理など充実した機能がありますが、「最後に売れた時間」を商品ページに自動表示する機能は標準では用意されていません。
注文データ自体は Shopify の管理画面で確認できますが、それをストアフロントの商品ページにリアルタイムで反映する仕組みが存在しないのです。
そのため、最終販売日時を商品ページに表示するにはアプリの導入が必要になります。次のセクションから、おすすめのアプリを 5 つ紹介していきます。
Shopify で最終販売日時を表示できるアプリ 5 選
ここからは、Shopify で最後に売れた時間や最終販売日時を表示できるアプリを紹介します。最初にメインアプリとして「シンプル最後に売れた時間表示|お手軽直近購入時刻表示」を詳しく解説し、その後に 4 つのアプリを比較形式で紹介します。
シンプル最後に売れた時間表示|お手軽直近購入時刻表示
「シンプル最後に売れた時間表示|お手軽直近購入時刻表示」は、日本語を含む 20 言語に対応した最終販売日時表示アプリです。注文が入ると自動で最後に売れた時間が更新され、商品ページにリアルタイムで表示されます。
コーディング不要でワンクリックでテーマに追加でき、文字サイズ・色・アイコン・アニメーションなど豊富なカスタマイズが用意されているため、どんなテーマにも自然になじむ表示を実現できます。
- アプリストア: シンプル最後に売れた時間表示|お手軽直近購入時刻表示
- ご利用ガイド: https://unreact.jp/shopify-apps/sa-138-ur-last-sold-time/guide
- 料金: Basic Plan 月額 $3.99(7 日間の無料体験つき)
はじめに
このアプリの最大の特徴は、注文が入ったタイミングで自動的に最終販売日時が更新される点です。ストアオーナーが手動で操作する必要は一切ありません。
さらに、一定日数が経過した商品の最終販売日時を自動で非表示にする機能も搭載しています。たとえば「30 日以上売れていない商品には表示しない」といった設定が可能です。これにより、長期間売れていない商品に古い日時が表示されてしまう心配がありません。
できること
このアプリでは、以下のような機能が利用できます。
- 直近購入時間の自動表示: 注文が作成されると、該当商品の最後に売れた時間が自動更新されます
- 日付フォーマットの選択: 「2 時間前」のような相対表示、「2025/04/15」のような日付のみ、「2025/04/15 14:30」のような日時表示から選べます
- 日付の並び順: 年/月/日、月/日/年、日/月/年の 3 パターンから選択可能
- 12 時間表示対応: AM/PM 形式での時刻表示に切り替えられます
- 販売なしメッセージ: まだ売れていない商品に「最初の購入者になりましょう!」などのメッセージを表示できます
- 自動非表示設定: 指定日数が経過した商品の最終販売日時を自動で非表示にできます(0〜90 日で設定)
- 豊富なアイコン: 時計・炎・カート・タグ・チェックマークの 5 種類から選べます
- 10 種類のアニメーション: フェードイン、バウンス、スライドイン、シェイク、パルス、グロー、ハートビート、タイプライターなど、目を引くアニメーション効果を追加可能
- テキスト・レイアウトのカスタマイズ: フォントサイズ、文字色、テキスト配置(左揃え・中央揃え・右揃え)、余白を細かく調整できます
- 追加 CSS: 独自の CSS を書いてさらに細かいスタイル調整が可能
- 20 言語対応: 日本語はもちろん、英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語など 20 言語をサポート
アプリのインストール
それでは、実際にアプリをインストールしていきましょう。
ステップ 1: ストア管理画面左下の「設定」をクリックします。
ステップ 2: 「アプリと販売チャネル」をクリックし、「Shopify App Store」に移動してください。
ステップ 3: 検索窓に「シンプル最後に売れた時間表示|お手軽直近購入時刻表示」と入力し、表示されたアプリをクリックします。
ステップ 4: アプリの詳細画面から「インストール」ボタンをクリックしてストアにインストールします。
ステップ 5: 権限内容が表示されたら確認し、「インストール」を完了してください。
以上で、アプリのインストールは完了です。
テーマへの追加
アプリをインストールしたら、テーマにブロックを追加して商品ページに表示できるようにしましょう。自動追加と手動追加の 2 つの方法があります。
自動でテーマに追加
ステップ 1: アプリの管理画面を開き、追加したいテーマを選択して「テーマに追加」ボタンをクリックします。
ステップ 2: テーマ編集画面が開いたら、アプリブロックが有効化されていることを確認し、「保存する」をクリックしてください。
以上で、自動追加は完了です。
手動でテーマに追加
自動追加がうまくいかない場合や、表示位置を細かく調整したい場合は、手動で追加してください。
ステップ 1: Shopify 管理画面から「オンラインストア」→「テーマ」を開き、対象テーマの「カスタマイズ」をクリックします。
ステップ 2: 商品ページテンプレートを開き、アプリを表示したい位置で「ブロックを追加」をクリックします。
ステップ 3: 「アプリ」タブから シンプル最後に売れた時間表示|お手軽直近購入時刻表示 を選択して追加します。
ステップ 4: 表示位置や見え方を確認し、「保存する」をクリックしてください。
以上で、手動でのブロック追加は完了です。
カスタマイズ
テーマエディタからさまざまなカスタマイズが可能です。
カスタマイズ可能な項目は以下の通りです。
コンテンツ設定
- テキストテンプレート(
[date_time]が日時に自動置換されます) - 日付フォーマット(相対表示 / 日付のみ / 日付と時刻)
- 日付の並び順(YYYY/MM/DD、MM/DD/YYYY、DD/MM/YYYY)
- 12 時間表示(AM/PM)の切り替え
- 販売なしメッセージの表示・非表示
- 販売なし時のテキスト内容
- 指定日数経過後の自動非表示(0〜90 日)
文字設定
- フォントサイズ(10px〜24px)
- 文字色
アイコン設定
- アイコンの表示・非表示
- アイコンの種類(時計 / 炎 / カート / タグ / チェック)
- アイコンの大きさ(12px〜32px)
- アイコンの色
レイアウト設定
- テキスト配置(左揃え / 中央揃え / 右揃え)
- アニメーション効果(10 種類から選択)
余白設定
- 上部余白(0px〜40px)
- 下部余白(0px〜40px)
追加設定
- カスタム CSS の追加
Stock Meter: Real-Time Stock
アプリ概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Stock Meter: Real-Time Stock |
| 開発者 | Code Crafting AI |
| 価格設定 | 無料 |
| 主な機能・特徴 | 在庫数のリアルタイム表示、販売済み個数のカウント表示 |
| 対応言語 | 英語 |
| 評価 | 5.0(1 件のレビュー) |
ワンポイント解説
Stock Meter は、商品の在庫数や販売済み個数をリアルタイムで表示できる無料アプリです。「残り 5 点」「これまでに 120 個売れました」のような表示を商品ページに追加できます。最終販売日時の直接的な表示機能ではありませんが、販売数を見せることで「この商品は人気がある」という印象を与えられます。無料で使えるのが大きなメリットで、コストをかけずに在庫情報を活用したいストアにおすすめです。ただし英語のみの対応となるため、日本語ストアでは設定画面が英語になる点に注意が必要です。
Livo: Scarcity Visitor Counter
アプリ概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Livo: Scarcity Visitor Counter |
| 開発者 | Effective Apps |
| 価格設定 | 無料プランあり(有料プラン $2.99/月) |
| 主な機能・特徴 | AI を活用したリアルタイム閲覧者数カウンター、商品ページへの表示 |
| 対応言語 | 英語 |
| 評価 | 4.8(24 件のレビュー) |
ワンポイント解説
Livo は、商品ページに「今この商品を見ている人数」をリアルタイムで表示するアプリです。AI を活用した閲覧者数カウンターを表示することで、「他の人も気になっている商品なんだ」という印象を与えられます。最後に売れた時間を直接表示するタイプではありませんが、リアルタイムの人気度を示すことで同様の効果が期待できます。無料プランもあるため、手軽に始められるのが魅力です。Built for Shopify 認定を受けており、品質面での安心感があります。
シンプル在庫数表示|お手軽残りわずか表示
アプリ概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | シンプル在庫数表示|お手軽残りわずか表示 |
| 開発者 | UnReact Inc. |
| 価格設定 | 月額 $2.99(7 日間の無料体験) |
| 主な機能・特徴 | 在庫数の表示、「残りわずか」表示、カスタマイズ機能 |
| 対応言語 | 日本語を含む 20 言語 |
| 評価 | - |
ワンポイント解説
同じ UnReact が開発した在庫数表示アプリです。商品ページに「残り 3 点」のような在庫数カウンターを表示して、お客様に「早く買わないとなくなるかも」という気持ちを持ってもらえます。最終販売日時表示アプリと組み合わせて使うことで、「最近売れている」かつ「残りが少ない」という二重の情報を提示でき、購買を後押しする効果がさらに高まります。日本語対応で設定もシンプルなので、「最後に売れた時間」アプリとセットで導入するのがおすすめです。
Just Sold
アプリ概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Just Sold |
| 開発者 | Zoomifi |
| 価格設定 | 月額 $7.99(7 日間の無料体験) |
| 主な機能・特徴 | 最近の購入をポップアップ通知で表示、ティッカー形式での販売履歴表示 |
| 対応言語 | 英語 |
| 評価 | 4.5(117 件のレビュー) |
ワンポイント解説
Just Sold は、最近の購入情報をポップアップ通知で表示するアプリです。画面の端に「〇〇さんがこの商品を購入しました」のような通知がリアルタイムで流れるため、ストア全体に活気のある印象を与えられます。商品ページに固定で最終販売の日時を表示するタイプとは異なり、ポップアップ形式で購入情報を見せるスタイルです。117 件のレビューで 4.5 の高評価を得ており、実績のあるアプリと言えるでしょう。英語のみの対応ですが、シンプルな設定で導入できます。
まとめ
この記事では、Shopify で最後に売れた時間や最終販売日時を表示できるアプリを 5 つ紹介しました。
商品が「最近売れている」ことをお客様に伝えることは、購買意欲を高めるためにとても効果的です。特に初めてストアを訪れたお客様にとって、最終販売日時の表示は安心材料のひとつになります。
中でも「シンプル最後に売れた時間表示|お手軽直近購入時刻表示」は、日本語対応・自動更新・豊富なカスタマイズ・自動非表示機能など、バランスの取れた機能を持つおすすめのアプリです。7 日間の無料体験があるので、まずは一度試してみてはいかがでしょうか。



















