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Shopify でテイクアウト・店舗受取を実現できるアプリ5選!

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はじめに

2026 年現在、EC 市場は依然として成長を続けており、中でも Shopify を利用する事業者は増加の一途をたどっています。世界規模でのシェア拡大に伴い、日本国内でもショップ運営者が Shopify に注目し、オンラインビジネスをスピーディーに構築するケースが増えてきました。

そんな中、飲食店・ベーカリー・ケーキ店・小売店などの実店舗を持つ事業者にとって、「テイクアウト」や「店舗受取(ローカルピックアップ)」 は欠かせない販売チャネルになっています。お客様がオンラインで注文し、好きな店舗・好きな日時に受け取れる仕組みを整えれば、店頭の混雑緩和や売上機会の拡大につながります。

しかし、残念ながら Shopify のデフォルト機能だけでは、「受け取り店舗・受け取り日・受け取り時間を時間単位で指定してもらう」仕組みを十分に整えることができません。 Shopify 標準のローカルピックアップ機能は「店舗で受け取る」という選択はできても、営業時間・定休日・1 枠あたりの受付上限を踏まえた「時間単位の予約」までは扱えないのです。そのため、多くの事業者は アプリ を活用して、テイクアウト・店舗受取の予約を受け付けられるよう工夫しています。

この記事では、

  • Shopify における「テイクアウト・店舗受取」の基礎
  • 予約機能を導入するメリット・デメリット
  • そして Shopify で テイクアウト・店舗受取の予約 ができる 5 つ のアプリ

をまとめてご紹介します。特に最初にご紹介する 「シンプル店舗受け取り|お手軽ローカルピックアップ」 は、導入・設定ともにシンプルでわかりやすいため、たっぷりのボリュームで丁寧に解説します。ぜひ参考にしてみてください。

今回は、以下の記事を参考にしています。

テイクアウト・店舗受取(ローカルピックアップ)とは?

「テイクアウト・店舗受取(ローカルピックアップ)」 とは、お客様がオンラインで注文した商品を、配送ではなく実店舗で受け取る販売方法のことです。クリック&コレクト(Click & Collect)や BOPIS(Buy Online, Pick-up In Store)と呼ばれることもあります。

  • ベーカリー・ケーキ店:予約注文を受け、指定日時に店頭で受け渡す
  • 飲食店:テイクアウトメニューを事前注文し、待ち時間なしで受け取ってもらう
  • 小売店:オンライン注文を最寄り店舗で受け取り、送料を節約する

このように、実店舗を持つ多くの業種で活用できるのがテイクアウト・店舗受取です。送料が発生しないため、お客様にとってもお得で、店舗にとっても来店のきっかけを作れるのが魅力です。

Shopify でテイクアウト・店舗受取を導入するメリットとデメリット

メリット

  1. 送料がかからず購入のハードルが下がる
    店舗受取は配送を伴わないため、送料が発生しません。送料を理由にカゴ落ちしてしまうお客様を取りこぼさず、購入のハードルを下げられます。

  2. 来店のきっかけを作れる
    受け取りのために来店してもらえるので、ついで買いや次回来店につながります。オンラインと実店舗を行き来する「O2O(Online to Offline)」の動線を作れます。

  3. 店頭の混雑を緩和できる
    事前注文・事前決済が済んでいるため、店頭では受け渡しだけで完結します。レジ前の行列や調理待ちを減らし、ピークタイムの負担を軽減できます。

  4. 受け取り日時を分散させて業務を平準化できる
    時間枠ごとに受付上限を設定すれば、特定の時間帯に注文が集中するのを防げます。仕込みや人員配置の計画が立てやすくなります。

デメリット

  1. 受け取り日時の管理が煩雑になりやすい
    「いつ・どの店舗で・誰が」受け取るのかを正確に把握する必要があります。手作業で管理すると抜け漏れが起きやすく、店頭での混乱の原因になります。

  2. Shopify 標準機能だけでは時間予約に対応できない
    Shopify のローカルピックアップ機能は店舗の指定はできても、営業時間・定休日・枠数を踏まえた「時間単位の予約」までは対応していません。そのため、別途アプリの導入が必要になります。

Shopify のデフォルト機能ではテイクアウト予約まではできない

Shopify には標準で「ローカルピックアップ」の機能があり、チェックアウト時に「店舗で受け取る」という配送方法を選択させることはできます。しかし、これはあくまで「どの店舗で受け取るか」を選ばせるだけの機能です。

  • 「何月何日の何時に受け取るか」という時間単位の予約ができない
  • 店舗ごとの営業時間・定休日を踏まえた受付ができない
  • 1 つの時間枠あたりの**受付上限(キャパシティ)**を設定できない
  • 受け取り情報を注文タグで絞り込めない

こうした「時間単位のテイクアウト予約」を実現するには、専用のアプリを導入するのが現実的です。ここからは、Shopify でテイクアウト・店舗受取の予約ができるアプリを 5 つご紹介します。

シンプル店舗受け取り|お手軽ローカルピックアップ

シンプル店舗受け取り|お手軽ローカルピックアップのメインビジュアル

はじめに

最初にご紹介するのは、株式会社 UnReact が提供する 「シンプル店舗受け取り|お手軽ローカルピックアップ」 です。

このアプリは、お客様がカートページで受け取り店舗・受け取り日・受け取り時間をまとめて指定できる Shopify アプリです。テイクアウトや店舗受取に対応したいストアにおすすめで、ベーカリー・ケーキ店・飲食店・複数店舗を持つ小売店などに特に向いています。

店舗ごとに営業時間・定休日・最短リードタイム・スロットあたりの最大注文数を設定でき、無理のない範囲で予約を受け付けられます。受付が埋まった時間帯は自動で非表示になるため、対応できる時間だけをお客様に予約してもらえます。料金は Basic Plan 月額 $6.99 で、インストールから 7 日間の無料体験が可能です。年払いなら実質 2 ヶ月分無料になります。

できること

このアプリでできることを、画像とともに見ていきましょう。

カートページで受取店舗や時間を選ぶことができる

カートページで受け取り店舗・受け取り日・受け取り時間を選択している画面

お客様は、カートページで受け取り店舗・受け取り日・受け取り時間を 1 セットだけ指定できます。商品ページごとにバラバラに選ぶ必要がなく、「1 注文 = 1 つの受け取り予約」として分かりやすくまとまります。受け取り情報が未設定のままだとチェックアウトに進めないため、指定漏れを防げるのも安心です。

テイクアウト商品を簡単に設定できる

管理画面で商品をテイクアウト対象に設定している画面

どの商品を店舗受取(テイクアウト)の対象にするかを、商品ごとに簡単に設定できます。テイクアウト対象に設定した商品は、商品ページで「店舗受け取り商品です」と案内され、カートページで受け取り情報の入力が求められるようになります。商品ごとに「受け取り日時の指定を必須にする」「受け取り可能な店舗を限定する」といった設定も可能です。

受付時間や定休日をストアごとに簡単に設定できる

店舗ごとに受付時間や定休日を設定している管理画面

店舗ごとに営業時間・定休日・最短リードタイム・スロットあたりの最大注文数を設定できます。受付が埋まった時間帯は自動で非表示になるため、対応できる時間だけを予約してもらえます。複数店舗を運営している場合でも、それぞれの店舗に合わせた受付ルールを柔軟に設定できます。

予約一覧を簡単に確認できる

受け取り予約を日別・月別に確認できる予約一覧画面

受け取りの予約は、予約一覧で日別・月別に確認できます。「今日はどの店舗で何件の受け取りがあるか」「今月の受け取りスケジュールはどうなっているか」をひと目で把握できるので、店頭での準備や人員配置に役立ちます。受け取り情報は注文ごとに保存され、注文タグも自動で付与されるため、Shopify 管理画面の標準フィルタで受け取り日や店舗から注文を絞り込めます。

1クリックでテーマに追加できる

アプリ管理画面からワンクリックで受け取りブロックをテーマに追加する画面

アプリの管理画面から、テーマを選んでワンクリックで受け取りブロックを追加できます。難しい設定やコーディングは不要なので、はじめての方でも安心してご利用いただけます。

アプリのインストール

ここからは、アプリのインストール手順を見ていきましょう。

  1. Shopify 管理画面の左下にある「設定」をクリックします。

Shopify 管理画面左下の設定をクリックする画面

  1. 「アプリと販売チャネル」をクリックし、「Shopify App Store」へ移動します。

アプリと販売チャネルから Shopify App Store へ移動する画面

  1. 検索窓に「シンプル店舗受け取り」と入力し、表示されたアプリをクリックします。

Shopify App Store の検索窓にアプリ名を入力した画面

  1. アプリ詳細画面で「インストール」をクリックします。

アプリ詳細画面のインストールボタン

  1. 権限の確認画面が表示されるので内容を確認し、「インストール」を完了します。

権限確認画面のインストールボタン

アプリ設定

インストールが完了したら、テイクアウト・店舗受取を始めるための設定を行います。設定は大きく分けて、管理画面での設定(受け取り店舗・テイクアウト商品の設定)と、ストアフロントの設定(受け取りブロックをテーマに追加する設定)の 2 つです。

店舗設定

アプリの画面には、左サイドバーに「ダッシュボード」「予約一覧」「店舗設定」「テイクアウト商品設定」の 4 つのメニューが表示されます。

アプリのサイドバーメニュー

まずは「店舗設定」を開きます。Shopify に登録されている店舗(ロケーション)の一覧が表示されるので、受け取りを受け付けたい店舗の「設定」をクリックします。

店舗設定の一覧画面

店舗ごとに、ピックアップ受付の有効化・営業時間・臨時休業日・最短リードタイム・オーダーストップ時刻・スロット長・スロットあたりの最大注文数・何日先まで予約可能かなどを設定できます。受け取り条件(営業時間内・休業日でない・リードタイムや締切を過ぎていない・枠の上限未満)をすべて満たした時間帯だけが、お客様に予約可能として表示されます。

店舗の個別設定画面

テイクアウト商品設定

次に「テイクアウト商品設定」を開き、どの商品を店舗受取の対象にするかを設定します。一覧画面の「商品を追加」から、テイクアウト対象にしたい商品を選んでまとめて追加できます。

テイクアウト商品設定の一覧画面

商品ごとに「テイクアウト商品として有効化」「受け取り日時の指定を必須にする」「商品単位の最短リードタイム」「受け取り可能な店舗」を設定できます。

商品の個別設定画面

テーマに追加

最後に、お客様が受け取り店舗・日時を選べるように、受け取りブロックをテーマに追加します。アプリの管理画面(ダッシュボード)から、テーマを選んで「テーマに追加」をクリックするだけで設置できます。

アプリ管理画面からテーマに追加する画面

テーマエディタが開いたら、表示位置や設定を確認して「保存する」をクリックします。設置するブロックは、お客様が受け取り店舗・日時を選択する「カートページ用ブロック」と、テイクアウト商品の商品ページで案内を表示する「商品ページ用ブロック」の 2 種類があります。

テーマエディタで受け取りブロックを確認する画面

おわりに

「シンプル店舗受け取り|お手軽ローカルピックアップ」は、テイクアウトや店舗受取を手軽に始めたいストアの強い味方です。カートページで受け取り店舗・日・時間をまとめて指定でき、店舗ごとに営業時間・定休日・枠数を設定できるため、無理なく予約を受け付けられます。日本語対応・ノーコード設置で、はじめての方でも安心して導入できます。

Yanet: Pickup Delivery Date

Yanet: Pickup Delivery Date のアプリ紹介画像

アプリ概要

項目 内容
アプリ名 Yanet: Pickup Delivery Date
開発者 Letme.pro
価格設定 無料
主な機能・特徴 店舗受け取り/配達日時の選択、無制限のピックアップ拠点、カート画面への受け取り日時追加、締切時刻・リードタイム設定、ブロックアウト日(休業日無効化)、商品ごとの受け取り方法制限
対応言語 英語(日本語未対応)
評価 ★★★★☆ 4.6(49 件)

ワンポイント解説

Yanet: Pickup Delivery Date は、店舗受け取りと配達日時の指定をカートページに追加できる無料アプリです。無制限のピックアップ拠点を登録でき、締切時刻・リードタイム・ブロックアウト日(休業日)といった基本機能を一通り備えています。商品ごとに受け取り方法を制限したり、配達日時の表示・非表示ルールを柔軟に設定したりできるのも特徴です。グロサリーストア・花屋・ベーカリーなどでの利用を想定して作られており、コストをかけずにテイクアウト予約を始めたいストアに向いています。ただし管理画面・ストアフロントとも英語表記のため、日本語で設定したい場合は事前に確認しておくと安心です。

RP Local Pickup & Delivery

RP Local Pickup & Delivery のアプリ紹介画像

アプリ概要

項目 内容
アプリ名 RP Local Pickup & Delivery
開発者 Rose Perl Technology LLC
価格設定 1 Store Pickup $8.99/月、Unlimited Pickup $19.99/月、Pickup + Deliver $29.99/月(14 日間無料体験)
主な機能・特徴 店舗受け取り&ローカル配達、Shopify 在庫との同期、複数拠点の個別/一括設定、受け取り日時・ブラックアウト日・注文上限、配達ゾーン・半径・配達料金、最寄りピックアップ拠点の提案
対応言語 英語(日本語未対応)
評価 ★★★★★ 4.8(161 件)

ワンポイント解説

RP Local Pickup & Delivery は、店舗受け取りとローカル配達の両方に対応した多機能アプリです。Shopify の在庫と同期しながら、複数拠点を個別または一括で設定できるのが強みで、店舗数が多いストアでも管理しやすい設計になっています。受け取り日時・ブラックアウト日・注文上限といった予約系の機能に加え、配達ゾーンや配達料金、最寄りピックアップ拠点の自動提案まで揃っています。161 件のレビューで 4.8 という高評価を獲得しており、実績の面でも安心感があります。配達と受け取りを一体で管理したい、規模の大きいストア向けの選択肢です。

SpurIT Local Delivery Date

SpurIT Local Delivery Date のアプリ紹介画像

アプリ概要

項目 内容
アプリ名 SpurIT Local Delivery Date
開発者 SpurIT LLC
価格設定 無料プラン(開発ストアのみ)、Advanced $9.99/月(15 日間無料体験)
主な機能・特徴 カートでのローカル配達&店舗受け取り、拠点無制限(拠点別スケジュール・設定・制限)、配達エリア指定(半径/郵便番号/地図描画)、配達料金設定、配達日時・タイムスロットピッカー、拠点ごとの商品出し分け
対応言語 英語(日本語未対応)
評価 ★★★★☆ 4.8(63 件)

ワンポイント解説

SpurIT Local Delivery Date は、ローカル配達と店舗受け取りをカートで提供できるアプリです。最大の特徴は配達エリアの指定方法が柔軟な点で、半径・郵便番号・地図上での描画という 3 つの方法でエリアを設定できます。拠点ごとにスケジュール・設定・制限を分けられるため、店舗によって営業形態が異なるストアでも細かく運用できます。配達日時・タイムスロットピッカー、拠点ごとの商品出し分け、締切・準備時間・ブロックアウト日など、必要な機能は一通り揃っています。配達エリアをきめ細かくコントロールしたいストアにおすすめです。

Maple ‑ Pickup Points Selector

Maple ‑ Pickup Points Selector のアプリ紹介画像

アプリ概要

項目 内容
アプリ名 Maple ‑ Pickup Points Selector
開発者 Bigblue
価格設定 開発ストア無料、Standard $57/月、Shopify Plus $173/月(7 日間無料体験)
主な機能・特徴 チェックアウト内・後に表示されるピックアップポイント選択マップ、複数運送会社対応(Mondial Relay/Colissimo/UPS Access Points/DHL など)、ブランドカラー対応の 1 クリック統合、高速検索、ピックアップ未選択時のチェックアウトブロック
対応言語 フランス語・英語・スペイン語(日本語未対応)
評価 ★★★★★ 5.0(8 件)

ワンポイント解説

Maple ‑ Pickup Points Selector は、チェックアウトに「ピックアップポイント(受け取り拠点)」の選択マップを表示できるアプリです。自社店舗での受け取りというより、運送会社のロッカーや取扱店で荷物を受け取る「PUDO(Pick Up Drop Off)」型の受け取りに特化しているのが特徴です。Mondial Relay や Colissimo、UPS Access Points、DHL など複数の運送会社に対応しており、主にヨーロッパ向けの配送網を持つストアに適しています。ブランドカラーに合わせた 1 クリック統合や、ピックアップ未選択時のチェックアウトブロックなど、UX を意識した設計です。日本国内の店舗受取とは用途が異なる点に注意しましょう。

まとめ

今回は、Shopify でテイクアウト・店舗受取の予約ができるアプリを 5 つご紹介しました。

それぞれに強みがありますが、日本語に対応していて、カートページで受け取り店舗・日・時間をまとめて指定できる手軽さを求めるなら、最初にご紹介した「シンプル店舗受け取り|お手軽ローカルピックアップ」がおすすめです。 店舗ごとに営業時間・定休日・枠数を設定でき、ノーコードで設置できるため、はじめてテイクアウト予約を導入するストアでも安心して使い始められます。月額 $6.99 と低コストで、7 日間の無料体験も用意されているので、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。

参考記事

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