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Claude Desktop(Win)にAWS Knowledge MCP Serverを導入してみる

Posted at

目的

10月1日にAWSからAWS Knowledge MCP Server の一般提供開始(GA)が発表されました。

特に費用やAWSアカウントは不要とのことで、さっそく使ってみようと思います。

導入手順

使うもの↓

Claude DesktopへMCPサーバーを追加

Claude Desktop の左上にあるハンバーガーメニューから「ファイル > 設定 > 開発者」から開発者モードが有効化されているのを確認します。
設定を編集ボタンからclaude_desktop_config.jsonを開きましょう。

image.png

AWS Knowledge MCP Server のページを見ると、使用しているクライアントが MCP の HTTP トランスポートをサポートしているか否かの2パターンの構成を想定されています。

Claude Desktop は非サポートになるので、fastmcp ユーティリティの設定を利用します。
claude_desktop_config.jsonに以下を追記します。

claude_desktop_config.json
{
  "mcpServers": {
    "aws-knowledge-mcp-server": {
      "command": "uvx",
      "args": ["fastmcp", "run", "https://knowledge-mcp.global.api.aws"]
    }
  }
}
:warning:`uv`と`uvx`を未インストールの場合、下記コマンドでインストールしましょう
> powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"
Downloading uv 0.8.22 (x86_64-pc-windows-msvc)
Installing to C:\Users\user\.local\bin
  uv.exe
  uvx.exe
  uvw.exe
everything's installed!


> uvx --version
uvx 0.8.22 (ade2bdbd2 2025-09-23)

設定の確認

設定が無事完了したら、Claude Desktop を一度再起動させます。
その後開発画面を見るとaws-knowledge-mcp-serverサーバーが追加されているかと思います。

image.png

チャット画面のツール一覧からも確認できました。
image.png

各ツールがどのようなことを担っているかは公式を参照してみてください。

search_documentation: すべての AWS ドキュメントを検索
read_documentation: AWS ドキュメントページを取得してマークダウンに変換する
recommend: AWS ドキュメントページのコンテンツレコメンデーションを取得する
list_regions (実験的): 識別子と名前を含むすべての AWS リージョンのリストを取得します
get_regional_availability(実験的):SDK サービス API と CloudFormation リソースの AWS リージョン可用性情報を取得する

動作確認

試しに10月4日現在、Amazon Bedrockで使える最新のClaudeモデルについて質問してみました。
MCPツールを利用して回答が生成されるかをチェックするため、Web検索機能はOFFにしています。

image.png

結果を見るとAWS search documentationというMCPツールを使って回答を生成してくれていることが分かります。

本来はSonnet 4.5が提供されているので、その情報も含めてほしかったですが。。。
とはいえ、AWS公式ドキュメントから実際に情報を取得できました。

まとめ

最近のClaudeはかなり賢いですし、Web検索機能を使うことで既に最新の情報にもアクセスが可能ではありますが、
今回のようにAWSの公式MCPを使うことによって更にハルシネーションを抑えた回答が得られそうです。

また、search documentationツール以外にもAPIの使い方やアーキテクチャのベストプラクティスの確認にも有用だとされているようです。

ますます便利になっていきますね。。。。

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