はじめに
この記事は、株式会社スピードリンクジャパン Advent Calendar 2025 の4日目の記事です。
https://qiita.com/advent-calendar/2025/slj
気づけばもう2025年も残り1ヶ月を切ってしまいましたね。
今年は特に月日の経つのが早く感じました。
ちょっと早いかもしれないですが、かなりざっくり2025年を振り返って自身の成長と気づきについて3つまとめます。
約1年の成長・気づき
①仕様書を作成できるようになった
まぁそういうタスクが振られているのでできるようになるのは当然と言われればそうなんですが、現場のフォーマットで仕様書を作成できるようになりました。
最初は聞いたりしながら進め、レビュー結果も自分で気づけただろというような指摘も多かったのですが、だんだんと指摘の数も少なくなり、他の人に作り方を聞かれた時に教えることができるようになっていました。
他の人が作成した仕様書を見ながら作業した時に見やすい仕様書と微妙な仕様書があることにも気づけるようになりました。
仕様書を見ながら作業する人が困らないような資料を作りたいと思いました。
②コミュニケーションってやっぱり大事
去年まではチーム外の人と話すことはほとんどなかったのですが、今年はチーム外の人に質問したり、先輩とではなく後輩と作業したり、入ったばかりの新人と一緒に作業したりと仕事で話さないといけない人たちの幅が広くなりました。
プロジェクトを成功させるためには連携が必要で、連携するための報告・連絡・相談にはコミュニケーションが大きく関わってきていると思います。
それぞれの人とどんな感じで接していたのか振り返ってみると雑談がキーになっていたように感じます。
チーム外の人
主に担当している機能についてや作業の進め方の相談などで話すことが多かったです。
チーム間の連携強化を目的としたプロジェクトの懇親会がきっかけで少し仲良くなれた気がします。
その懇親会には80人くらいが参加しており、自チームからは上司3名と他社の先輩1名と私の5名が参加しました。
懇親会後、お昼休みに会った時やエレベーターが一緒になった時などにちょっとした雑談を持ちかけるようにしたところ、向こうから話てくれたり、業務に関するちょっとした質問が上司や先輩のところではなく自分のところへ来るようになったりもしました。
後輩
後輩といっても社会人歴は私より長いですが、現場歴は私の方が1年ほど長いというような感じです。
他の人と1ヶ月ほど作業している時に思っていたよりもうまくいかず、後輩自身も悩んでいた時期があり、上司と相談して私と一緒に作業をするように体制を変えてもらいました。
後輩曰く、質問したら丁寧に教えてくれるが自身の理解が遅く、相手の時間を奪ってしまうのが怖いとのことだったので私の隣で作業をしてもらい、手が止まってそうだったら「順調ですか〜?」と軽くこちら側から声をかけるようにしました。
また、後輩は喫煙者で、タバコの匂いが好きな私もタバコ休憩に着いて行かせてもらい、そこで雑談ベースで進捗確認したり質問をもらったりしました。
一緒に作業を行うようになってから1週間後には些細なことでも自分から質問してくれるようになり、作業もいい感じに進めることができました。
新人
こちらも社会人歴は私より長いですが、現場歴は私の方が長いという感じです。
一緒に作業するまでは最初の挨拶以外は話したことがないレベルのスタートでした。
最初に意識したことは質問しづらい雰囲気を作らないことでした。
声をかけられた時の返事やトーン、ちょっと見てほしいと言われた時に席を離れる態度などはいつもよりも意識しました。
この方も喫煙者だったためタバコ休憩に着いて行き、進捗確認したり、こんな風に作業をしてほしいと指示したり、質問もらったりしました。
タバコミュニケーション、結構いい感じで最近は、新人からタバコ休憩行くんですけど、ちょっと話しません?と声をかけてもらったりお弁当持参していない日はお昼一緒に行きませんか?と誘ってもらえるようになりました。
おまけ 先輩
隣の席にいる、私が餌付けされてる先輩です。
パケ買いしたけど先輩の好みではなかったものやコンビニで新作のお菓子や飲み物をくれます笑
チーム内で自分が1番話している相手で、気兼ねなく質問しあえます。
「あれ」で何を求めているのか察することができるレベルでコミュニケーションは取れています。
③言語の理解レベルが上がった
コーディング作業を経験したからか、理解度がぐんっと上がった気がします。
COBOLを使用しており、アドレスの参照についてあまりできていなかったのですが、コーディングを担当した機能がめちゃくちゃアドレスを参照しており鍛えられました。
また、テストデータ作成時に違和感を感じ、桁落ちしてしまいそうと上司に確認してもらったところよく気づけたねと褒めてもらえました。
なんとなくだけど違和感を感じることができるレベルになってこれたんだなと成長を感じました。
さいごに
ざっくりと1年を振り返ってみましたが、思っていたよりもできることが増えていたなと感じました。
ちょっとずつですが今後もできることを増やしていけたらと思います。
コミュニケーションを取っていく中で、自分の中では雑談を交えた方が上手く話せるなと感じました。
ずっと話しっぱなしにはならない程度に雑談も上手く使い、コミュニケーションを取っていきたいです。
ここまでありがとうございました!
以下に私の2025年をメモしたので興味がある人は見てみてください〜
私の2025年
1月〜3月中旬
案件に参画してから半年が経ちました。
コンポーネント単位での設計は終わっており、モジュール単位で設計書を作成しました。
先輩と一緒に作業を進めることもあり、思考整理のための壁打ち役になったり図を描いて一緒に考えることもありました。
ちなみにその時に描いた図は後で地味に役立ちました笑
3月下旬〜5月中旬
設計書を基にコーディングしていきました。
慣れるまでは規約を全て確認しながらだったり、コンパイルエラーが出た時の解決に苦戦していましたが、3本目あたりから比較的スムーズに作業できるようになりました。
設計者と認識合わせしておかないとまずそうなことや軽めの仕様変更があったりしたので確認は怠らないように意識しました。
5月下旬
コーディングを担当していた機能で課題があり、その対応を行いました。
ちょうど設計者が上司だったので修正箇所や修正後の影響について一緒に確認してもらいながら進めました。
6月〜7月
2025年で1番嫌だった時期です。
モジュール単位で行うテストのテスト仕様書の作成、テストで使うデータやスタブの作成、テスト実施を行いました。
全部で3本行わなければいけませんでした。
3本のうち1本目が1番複雑な機能でテスト仕様書の作成とデータの作成で苦しみまくりました。
7月中にテストを終わらせないといけなかったのですが、1本目で使用するスタブの外枠と残り2本のテスト仕様書の作成をチームメンバーに手伝ってもらいなんとか乗り切ることができました。
初めてやる作業の立ち上がりに時間がかかるタイプというのは認識していたのに着手する順番を変えていいか相談しなかったのは反省です。(相談すれば多分変えてもらえた)
8月〜9月
コンポーネント単位で行うテストのテスト仕様書の作成、テストで使うデータやスタブの作成、テスト実施を行いました。
優先度が高い機能から行なっており、一部メンバーがコンポーネント単位のテストに入り、残りのメンバーはモジュール単位のテストを引き続き行なっていました。
資料の作成はモジュール単位の時よりスムーズにできました。
一部、スタブではなく本物のコンポーネントを使ってテストを実施していたのですが、設計が漏れているところや、担当機能と似た機能は確認した方がいいところを発見できたりしました。
修正が大変でした。
10月〜11月上旬
6月〜7月に行なった作業を別のモジュールで行いました。
モジュール単位でのテストの締め切りが11月中旬と迫っていたのでチーム全員で頑張りました。
テスト仕様書の作成は6月〜7月の最初の1本目で散々苦しめられたおかげか驚くほど簡単にできました。
成長できてることを実感し、同期にも前回ボロボロだったけど今回はうまくできたと自慢してしまいました。
10月の1週間くらいは1人で作業を進めていたのですが、途中からチーム体制を変えて後輩と一緒に作業を進めていくことになりました。
後輩が苦手としていたテスト仕様書の作成を自分みたいに克服して欲しかったのですが、スケジュール的に厳しかったためスタブの作成とテスト実施をお願いしました。
スタブの作成では言語についてや構造について、テスト実施ではエラーの読み取り方や入力データの誤りを教えることができ、自己肯定感が上がりました。
後輩との連携で担当分は終わらせることができました。
11月中旬
別チームからの指摘対応や点検の作業をチームが担当している全モジュールに対して行いました。
後輩と11月に入ってきた新人と私の3人で作業を行いました。
作業量と進捗を確認しながら、まだ終わっていないテストのフォローに人を回せそうであれば上司に進言したりしました。
11月下旬〜
8月〜9月に行なった作業を別のコンポーネントで進める予定だったのですがテストが完了した機能に対して仕様変更が入ったため修正作業を行なっています。
そろそろ落ち着いて欲しいです。