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【クラウド初心者向け】AWSアカウント作成後にやった方が良い初期設定(IAMユーザーの作成)

Last updated at Posted at 2019-11-12

IAM(Identity and Access Management)グループの作成

  • IAMユーザーに直接ポリシーを付与する事も可能だが、管理が煩雑になるためグループを作成して付与したポリシーを個人ではなくグループで管理する。

使用ユーザー

  • ルートユーザー

手順

  1. AWSにサインインします。

    1. Eメールアドレスとパスワードを入力してサインインします。
      ルートユーザーを使用してコンソールにサインインする
  2. 『AWSマネジメントコンソール』画面にある「サービスを検索」にIAMと入力し、検索結果から《IAM》をクリックし、IAM コンソール(https://console.aws.amazon.com/iam/)を開きます。
    image.png

  3. 『IAMコンソール』画面のメニューから《グループ》をクリックします。
    image.png

  4. 《新しいグループの作成》をクリックします。
    image.png

  5. 「グループ名」に適当なグループ名を入力し、《次のステップ》をクリックします。
    image.png

  6. ポリシー一覧から「AdministratorAccess」のチェックボックスをチェックし、《次のステップ》をクリックします。
    image.png

  7. 内容を確認し、《グループの作成》をクリックします。
    image.png

  8. 『IAMコンソール』画面に戻ると登録したグループが表示されています。
    image.png

IAM(Identity and Access Management)ユーザーのパスワードポリシー設定

IAMユーザーのパスワードの文字の組み合わせなどの条件を設定や定期的なパスワード変更期間の設定をする。

使用ユーザー

  1. ルートユーザー

手順

  1. AWSにサインインします。

    1. Eメールアドレスとパスワードを入力してサインインします。
      ルートユーザーを使用してコンソールにサインインする
  2. 『IAMコンソール』画面のメニューから《アカウント設定》をクリックします。
    image.png

  3. 《パスワードポリシーを変更する》をクリックします。
    image.png

  4. ポリシーに応じてチェックを付け、《変更の保存》をクリックします。
    image.png

    1. パスワードの最小文字数を強制する
      パスワードの最小文字数を指定します。(設定値:6〜128)
    2. 1文字以上のアルファベット大文字(A~Z)を必要とする
      パスワードにアルファベット大文字(A~Z)を最低1文字使用する必要があるか指定します。
    3. 1文字以上のアルファベット小文字 (a~z)を必要とする
      パスワードにアルファベット小文字(a~z)を最低1文字使用する必要があるか指定します。
    4. Require at least one number
      パスワードに数字(0~9)を最低1文字使用する必要があるか指定します。
    5. Require at least one non-alphanumeric character(!@#$%^&()_+-=[]{}|')
      パスワードに記号(!@#$%^&
      ()_+-=[]{}|')を最低1文字使用する必要があるか指定します。
    6. Enable password expiration
      パスワードの有効期限を日数で設定します。有効期限経過後はパスワード変更が必要にまります。(設定値:1~1095)
    7. Password expiration requires administrator reset
      有効期限経過後のパスワード変更が管理者しかできない(ユーザー自身での変更は不可)設定にします。この設定を有効にする前に管理者が複数ユーザー存在することを確認します。
    8. Allow users to change their own password
      ユーザーが自分自身のパスワードを変更できるか指定します。
    9. Prevent password reuse
      過去に利用したパスワードの再利用を禁止できます。(設定値:1~24)

IAM(Identity and Access Management)ユーザーの作成

ルートユーザーを極力利用しないようにするため、代わりとなる管理者用のユーザーを作成します。

このユーザーはルートユーザー同様に全ての権限を有するユーザーにします。
必要に応じて権限を変更(アクセス制限)できる所がルートユーザーとの違いになります。

管理者用ユーザー以外のユーザーを作成する場合は、必要最小限のポリシーを付与するようにしてください。

使用ユーザー

  1. ルートユーザー

手順

  1. AWSにサインインします。

    1. Eメールアドレスとパスワードを入力してサインインします。
      ルートユーザーを使用してコンソールにサインインする
  2. 『IAMコンソール』画面のメニューから《ユーザー》をクリックします。
    image.png

  3. 《ユーザーを追加》をクリックします。
    image.png

  4. 「ユーザー名」に適当なユーザー名を入力し、「AWSマネジメントコンソールへのアクセス」のチェックボックスをチェックします。
    このユーザー名がAWSへサインインするためのユーザー名になります。
    「プログラムによるアクセス」は、後から設定できるのでここでは設定しません。
    image.png

  5. 「コンソールのパスワード」の「カスタムパスワード」を選択し、パスワードを入力する。
    「パスワードのリセットが必要」のチェックボックスのチェックを外し、《次のステップ:アクセス権限》をクリックします。1
    入力するパスワードは別途設定してあるパスワードポリシーに準拠する必要があります。
    image.png

  6. 「ユーザーをグループに追加」を選択します。
    image.png

  7. 先ほど作成したグループのチェックボックスをチェックして《次のステップ:タグ》をクリックします。
    image.png

  8. タグは設定しないので、《次のステップ:確認》をクリックします。
    image.png

  9. 内容を確認し、《ユーザーの作成》をクリックします。
    image.png

  10. 内容を確認し、《閉じる》をクリックします。
    image.png

  11. 『IAMコンソール』画面に戻ると登録したグループが表示されています。
    image.png

参考サイト

目次に戻る

  1. 今回は自分で利用するユーザーのためこの設定にしています。

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