#Caddyとは
Caddyのサイトに行くとデカデカと、そして堂々とこう書かれている。
THE ULTIMATE SERVER
なかなかここまでは断言できないものだ。
Caddyとは初版が2015年4月28日と新しいといえるオープンソースのウェブサーバーだ。 Go言語で記述されており、HTTP機能にはGo標準ライブラリを使用している。また他のウェブサーバーと異なり、HTTPSをデフォルトで使用する。
#CentOS8にCaddyを入れずにCaddy起動する
前回CentOS8にNginxを入れずにdockerを利用してNginxを起動したが、同じことをCaddyでやってみる。
Qiiaの記事はこっち。
#環境
前回確認済みだが改めて環境を。
CentOS Linux release 8.2.2004 (Core)
Docker version 19.03.13, build 4484c46d9d
#CentOS8にCaddyを入れずにdockerでCaddy起動する
docker のコンテナもイメージも無い状態を確認する。
# docker ps -a
# docker images
Caddy起動する
# docker run --name testcaddy -d -p 8081:80 caddy
# docker ps -a
# docker images
特に何をすることもなく、caddyをPullしてコンテナの起動まで出来た。
#Firefoxでlocalhost:8081にアクセス
Firefoxでlocalhost:8081にアクセスする。8081なのはdocker runで「-p 8081:80」と指定した為だ。
問題なく、Caddyが動いているのが確認できた。
何に躓くことも無く、dockerでのCaddy起動は簡単に終わった。
#Caddy設定ファイルとindex.htmlの場所
Caddy起動まで何事も無かったので、Caddyのコンテナに少し触ってCaddy設定ファイルとindex.htmlの場所を確認してみる。
# docker exec -it testcaddy /bin/ash
# cd /etc/caddy
# ls
# cat Caddyfile
# Set this path to your site's directory.
root * /usr/share/caddy
と設定されている。
# cd /usr/share/caddy
# ls
# cat index.html
設定どおり/usr/share/caddyの下にindex.htmlがいることが確認できた。
Caddyをお試しするなら、dockerで行うのが楽で良さそうだ。