はじめに
この記事で伝えたいことはタイトルの通り、
AZ-900とAI-900は頑張れば、合計10時間の勉強で合格できる
です。
以上、記事をご覧いただきありがとうございました
...とはいきませんね。もう少し詳しく説明します。
勉強時間は10時間といいつつ、実際のところ個人のスキルや経験によって、必要な勉強時間は異なります。
本記事はあくまで一個人の経験談として捉えて頂ければと思います。
自身のスキル
- IT業界での実務経験は8年
- 主にJavaを用いたバックエンド開発が中心
- ここ数か月前から生成AIを利用する製品のチームへ異動となり、AWS、Azureのクラウドサービスを実務で触れ始めた程度
- Azureや生成AIが全然わからんとなり、
AZ-900、AI-900の取得を目指すことに - AWSに関しては
SAA-C03を取得済み
- Azureや生成AIが全然わからんとなり、
AZ-900、AI-900について
AZ-900、AI-900は共にMicrosoft認定試験であり、概要は次の通りです。
| 試験名称 | 試験概要 | 参考サイト |
|---|---|---|
| AI-900(Azure AI Fundamentals) | 機械学習や生成AI、AzureのAIサービスに関する基礎知識を問う試験 | 試験 AI-900: Microsoft Azure AI の基礎の学習ガイド |
| AZ-900(Microsoft Azure Fundamentals) | クラウドの概念やAzureのアーキテクチャ、サービス、管理、ガバナンスに関する基礎知識を問う試験 | 試験 AZ-900: Microsoft Azure の基礎の学習ガイド |
勉強時間の根拠について
私がAZ-900、AI-900の両試験に合格した際の勉強時間に基づいています。
まずは実際の勉強方法について説明します。
おすすめの勉強方法
Udemyの模擬試験問題集を利用することをおすすめします。
というより、合格することだけが目的であれば、Udemyの模擬試験問題集だけよかったです。
当然のことながら、資格試験は合格することだけが目的ではありません。
資格取得を通じて知識を身につけ、実務に生かすことが重要だと考えています。
ただし、この記事ではあくまで「合格することだけが目的であれば」という前提で話を進めています。
AI-900のおすすめ模擬試験
AZ-900のおすすめ模擬試験
実際の勉強時間
Udemyで模擬試験を解いた際、演習ごとに正答率と回答時間を確認することができます。
ここから、実際の勉強時間をカウントしていこうと思います。

集計した結果は次の通りです。
AI-900の勉強時間
AZ-900の勉強時間
Udemyで模擬試験を利用する際、演習モードという1問解く毎に回答が確認できるモードを選択しているため、回答の内容を確認する時間も含まれています1
この結果を見ると、
- AI-900:約4時間
- AZ-900:約5時間
であり、合計勉強時間は9時間でした。
この結果から、AZ-900とAI-900は最低限、合計10時間の勉強で合格できる...といえるかもしれないです。
言葉を濁しているのは、模試を一通り解き終わった後に問題を見直す時間が計測されていなかったり、次で述べる講座動画の件があるためです。
講座動画について
10時間の勉強で合格できるとは言ったものの、実際のところAZ-900についてはUdemyの講座動画も視聴しました。
ただし、この講座動画は視聴しなくても合格できたと思います。
理由は以下の通りです。
講座動画、講座資料に記載のない用語が模擬試験問題集に多く出題された
講座動画を6割程度視聴した段階で模擬試験問題集を解いたところ、講座動画や講座資料に記載のない用語が複数出題されていたため、わからない問題を復習する際に講座動画、資料がうまく活用できませんでした。
一方で、模擬試験の内容はそのまま実際の試験に出題されていたため、講座動画を視聴するよりも模擬試験問題集を解く方が効率的だったと感じました。
わからない問題があった場合、講座動画を視聴するよりも自分で調べるかChatGPTに質問した方が早かった
講座動画を視聴したおかげで、ある程度の知識は身につきましたが、模擬試験問題集を解いている際にわからない問題に関しては、自分で用語を検索するか、ChatGPT等の生成AIで素早く概要をつかむことでなんとかなりました。
ただし、生成AIの回答は誤りや不完全な説明を含む可能性があるため、必ずMicrosoftの公式ドキュメントや信頼できる一次情報で検証してください。
おわりに
ここまで、記事をご覧いただきありがとうございました。
もし、AZ-900、AI-900の受験を検討されている方がいたら、参考にしていただければ幸いです。
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参考までに、演習テストの時間計測の仕様は下記のようです。
演習テスト: アクティビティと時間の追跡方法 ↩

