注意事項
- 質疑応答と気になったことのメモです。ヌケモレや間違いがあるので、参考程度に受け取ってください。参加できなかった人の、参考のために書きました。
- 質疑応答メモなので、meetup の内容は発表資料を見てください。
meetup の概要
項目 | 内容 |
---|---|
イベント名 | 技術書典6 はじめてのサークル参加meetup(平日版) |
日時 | 2019/01/21(月) 19:30 〜 22:30 |
発表者 | @vvakame |
発表資料 | 技術書典6 はじめてのサークル参加MEETUP |
配布資料 | 同人誌1冊 (技術書をかこう! ~はじめてのRe:VIEW~ 改訂版) |
イベントURL | https://techbookfest.connpass.com/event/115546/ |
気になったことと質疑応答
技術書典の規模推移
- 1回目 (46サークル, 1400人)
- 2回目 (195サークル, 3400人)
- 3回目 (193サークル, 3400人, 台風と総選挙で人が少なかった)
- 4回目 (246サークル, 6380人)
- 5回目 (471サークル, 13041人、会場面積3倍で落ちる人が少なかった)
- 6回目は?
- 会場キャパ的に 430くらい?、16000人ぐらい?
質問タイム1
- どれくらいの落ちるの?
- (申し込み数の)傾きがすごい。
- 締切ギリギリに滑り込み参加する人たちが多いので予想は難しい。
- 頒布数が多いサークルは落ちにくい?
- 関係ない。(大量に印刷する人を落とすのはかわいそうだし、別サークルで出す場合は人がダマになるので落としたくない)
- 平均頒布数は?
- 100程度?完売率は51%?
- 詳しくはtwitterの過去ログを見て、あと1月中にそのへんの数字を出す。
- 昔は申し込むとほぼ受かっていた?
- 開催回による。5回目は会場が3倍になったので落ちにくかった。
- ジャンル救済はない?
- ない、当落は乱数で決める。
発表メモ1
- パトロン参加(20000円)が受かりやすいとかはない。
- 本が間に合わなかったらどうするの?
- 無断欠席は次回出禁、必ず来て座っていること。
- 売れないときの対策は?
- SNSや会場の机で宣伝する、分かりやすいタイトルを付けるなどの工夫が必要。
- アドバイス from 発表者
- 無理に組む必要はない
- でも1人で店番は無謀(ごはん、トイレ、説明など)
- レビューは有用
- 複数人にレビューした方が良い(誤字脱字指摘がうまい人、構成の指摘が上手い人、複数の観点でのレビュー)
- 早めに書いて、早めに入稿
- 紙も電子も用意する(備えあれば憂いなし)
質問タイム2
- meetupに参加した人が想定しているジャンル
- ソフトウェア:最大手
- ハードウェア:次の大手
- 科学技術:ふつう
- その他:少なくなくてびっくり (=予想より多い)
- 書こうとしている内容は?
- Go 言語関係、セキュリティ、マイコン (STM)、Windows AD、交通とIT、TerraForm、絵を書く、Python、ラズパイ、社内の開発環境、エンジニア向けのファイナンス、Pythonスクレイピング、Spinnaker、3D カッター、BlockChain、ごったに技術書とElixir、アルゴリズムとデータ構造の解説、Arduino から Renesas への乗り換え、UnityのShader、セキュリティ入門、スマフォで機械学習、分散SNS、React native、機械学習、NW(VPN)、Lisp入門、デザイン、AWSの資格取得と脳科学、テスト設計、AWS、Pythonでライブコーディング?、AWS x 2
- 応募済の人は?:半分 (40人中20人くらい)
- 同人誌を買ったことがない人:4分の1 (40人中10人くらい)
- サークルカットの期限がありますが、表紙の出来は当落に関係ない?
- 関係ない、今回はタグで頑張る。
- 初参加ですごいと思う部数は?
- ジャンルによる。WEB系で100、ニッチ分野で20くらい?
- 自分が本を出せれば良いので、最低100かな?
- サークルカットは後で変更可能?
- 白黒は1/31?が締切、WEB用はいつでも変更できる、
- サークルカットに盛り込んだほうがいいものは?
- 団体名、メイン技術、やっていること、キーワード
発表メモ2
- ノンブル(=ページ番号)、奥付は重要
- 本を作るには Re:View (書籍執筆支援システム?) が便利
- https://github.com/kmuto/review (これかな?)
質問タイム3
- docker の導入コストってどれくらい?
- レポジトリのコピーは一瞬。
- わかめレビュー https://github.com/vvakame/docker-review (これかな?)を使う場合が多い
Re:Viewとは
- 原稿から様々なフォーマットを出力できるツール(ePub, PDF, InDesign など)
- コンセプト:write once, read anywhere
- Re:Viewの課題解決 (=良いところ)
- 構成:差分管理で、コスト削減できる
- 組版:InDesignが使えるなら高クオリティだが一般人には難しい。なのでRe:Viewが良い。
- 組版:マルチフォーマットで出力可能
質問タイム4
- Docker などは使わないWEB系の人です。代替ツールありますか?
- Docker が一番便利。
- HTMLで書いて、ChromeのPDFで出力する。そして、印刷所に「どうなっても良いので印刷してください!」と頼み込むことは可能。(怒られるけど)
- 漫画のように高精細画像で出す方法もあり。
- 勉強会で環境構築を教えてくれ!というのもあり。
- 本に色々書いてありますのでそちらを参照してください。
- Dockerを勉強するとメリットが大きいので覚えたほうが良いです
- 入稿ってどんな感じ?いつ頃?
- 日光企画の場合
- オフセットの納品の超特急は前日。相当怒らる。
- スタンダードフルカラー5日前、本文は前日午前?
- 10日前なら20%オフ、20日前40%オフ?
- 3月中にデータが有ればかなり優秀。半月前ならなんとかなる。
- 日光企画の場合
- 執筆中のブランチはどうする?
- 人による。僕はマスターでする。同じ章を書かなければコンフリクトしない。レビューではブランチを分ける必要がある。
質問タイム5
- 何ページぐらいが普通?
- 30ページくらいかな?
- 大きさは?
- B5が多い、A5もいる。
(参考)発表者以外との雑談タイム
- 前回技術書典はオフセット本6割、コピー本3割くらい。
- 表紙がイラストの人は多かった。
- 発注サイトで絵師さんに発注しているっぽい
- Re:View の SaaS があればいいのに
- 前にそんな動きはあったけど、難しかったっぽい