PowerVS、仮想シリアル番号について調べてみた
その後に行った作業をまとめておきます。
既存のPowerVS仮想サーバーに仮想シリアル番号を割り当てる

ESSにlinked/mappedされていても仮想シリアル番号がリストされているわけではなく、新規・既存の仮想サーバーに割り当てていくことになるようです。

仮想シリアル番号を割り当てるにはシャットダウンされている必要がありました。
シャットダウンしてから仮想シリアル番号のペンのマークを押します。

保持されたVSNは無いので、「自動割り当て」を選択して[次へ]

VSNの説明は入れませんでした。[次へ]

このようなメッセージが出た後に仮想シリアル番号が割り当てられました。

左:割り当て前 中:割り当て直後 右:P05に変更後
IBM iソフトウェア・ティアはP10が割り当てられました。
0.25コアしか使用する予定がないのでP05に変更しました。
IBM iでシリアル番号を確認する

DSPSYSVAL QSRLNBR
を投入してシリアル番号を確認しました。
割り当てられた仮想シリアル番号が表示されました。
まとめ
ESSにリンクされた後は簡単な手順で仮想シリアル番号を割り当てることが出来ました。
メールで事前に申請する手間はあるものの、ピン留めしてホストが限定されてしまうことが回避できるため、今後は積極的に使っていこうと思います。