おそらく全世界の2021年で最新の日本語によるDelphi記事です。
はてなブックマーク3万件にみる技術トレンド2020年まとめ を読んだ。3万分の1のDelphi に簡単に書いてみたが、3万件中1件しかはてなでDelphiの話題は取り上げられていない。
しかもその1件は私の書いたDelphiなんかで開発していて恥ずかしくないの?だ。
自給自足生活ではないか。
恥ずかしかったDelphi、その後
Delphi なんかで開発していて恥ずかしくないよ? と慰めて頂いて以来正直少しDelphiを見直しています。2021年正月。何ならDelphiの話題を捻出できないかと思い自PCに、Community Editionを入れてみました。
Community EditionとRad Studio
https://www.embarcadero.com/jp/products/rad-studio
Radとは Rapid Application Developmentの略 である。
Delphi エディションの詳細
Delphiは、開発ツールスイート製品RAD Studioの一部としても提供されています
一方
Delphi® - Community Edition
Delphi Community Editionは、Windows、iOS、Android、macOS向けのネイティブアプリケーションの開発を始めるのに最適なエディションです。強力なビジュアル開発機能を利用可能。個人または5人以下の企業/組織に限定され、企業利用の場合、年間売上が5,000 USドル以下という制約があります
というか Delphi Community Edition の記事に非常に詳しい。
なにやら製品群の区別が難しいがともかく、Delphiは今最新の Delphi の IDEともあるようにモダンなのである。たしかに私の知っている以前のDelphiよりおしゃれになっている。
サラリーマン開発者(私)的にチェックしなければいけないポイントはもちろん、10年前のDelphiと比べたら
Windows 10アプリの構築
最新のWindows 10のユーザーインターフェイスコントロール、WinRT API、HighDPI、Windowsストアサポートなどの新機能を搭載したVCLによりWindowsアプリケーションをモダナイズできます。
等、喫緊の周囲の変化に我々も対応できていないと困るよなという点ではある。
お値段いかほど:
https://www.embarcadero.com/images/jp/embarcadero-pricelist-jpy.pdf
うーん。なぜ流行っていないのか。記事の分析では「高額だから」との説ですね。同意。そこへ。
Learn Delphi !!
エンバカデロ、無料のコーディングプラットフォーム 『Learn Delphi』を個人・教育機関向けに提供開始 プログラミング学習に最適なPascal言語でモダンなアプリを開発 というコンテンツが2020年10月に出ていたことを見つけた。
昨2020年秋の話じゃないか。そうです。
オンラインのコーディングプラットフォーム『Learn Delphi』
Qiitaの中に Learn Delphi を余さずチェックした記事があるだろうか?
調べてみたところなさそうなので自分の中のモードを趣味人にスイッチしてやりました。ハイ、以下その内容っす。
これがLearn Delphi
https://learndelphi.org/
日本語もあります。日本でのDelphi人気度を調べようとしましたが 30位以内に入っているかな位なのでしょうか。https://learndelphi.org/ja/ というか見た目、大学デビューしたての子なのかと思うほど張り切っていますね。
オンラインビデオコース (YouTube)
ここがメインコンテンツになりそう。50本どころではない動画があった。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLZZqoiUyRBsSM-7reXjQ4s3TZCucHUPvU
こちらはブートキャンプ。
Exercism
https://exercism.io/my/tracks/delphi
Hello Worldからチャレンジできます。が、ゲームを作るところまでできるようです。
Demonstration
https://github.com/Embarcadero/RADStudio10.4Demos
各種Demoリソースが配置されている。
あ、DateTimePicker知ってる~、等など、およそ界隈でもりあがりそうなコンポーネント達が見つかった。
https://github.com/Embarcadero/RADStudio10.4Demos/tree/master/Object%20Pascal/VCL/DateTimePickers
ライセンス
https://learndelphi.org/ja/licenses/
Delphi Community Edition の記事の通りなので、読みます。
Delphi Community Edition は、Delphi Professinal 相当の無償版になっていて今まで公開されたどの無償版よりも強力です(ライブラリのソースコードも付いています!!)。
商用や企業での利用には制限がありますが、個人の学習目的などには制限が一切ありません!
※ライセンスに関する詳細はソフトウェア使用許諾およびサポート契約書やFAQをご覧下さい。
つまり趣味として遊ぶには無料なのです。
そして Delphiを広める!
えっ、と思いつつクリックすると、おお、こんなにDelphi愛に溢れたバナーがゲットできた...
だけではない
以上で十分、この記事のオチになるつもりだったのだが改めて日本のDelphiサイトも見直していて気がついた。https://www.embarcadero.com/jp/amane
画像利用登録を済ませ掲載。
絵描きさんはこちら:https://twitter.com/oto_ichi3
神野甘音(かみのあまね)は、Delphiのイメージキャラクターです。
スクリーンキャプチャ画像は敢えて中途半端な形にしておくので気になった方はぜひ上記リンクを見て頂けたらと思う、というか 「たかがIDE」を推したいためにイメージキャラクターまでできてしまっている開発言語が他にあるだろうか。
つまり結論、私がいくら Delphiなんかで開発していて恥ずかしくないの? などと書いたところでDelphi側はいざしらず、2021年現在、こんなにもあらゆる人をWelcomeモードなのだということが分かった。
皆様も週末の工作と学習のお供にCommunity Editionをおひとつ如何でしょうか。
以上2021年(正確には2020年10月)のDelphi事情でした。