急激に広まるノーコード、ローコードをうまく使いこなせ ... 話はわかるのだが、世の中のノーコード解説記事が難しすぎる気がする。そんな4行でノーコードを理解したい人(私)のためにまとめた。
結論
- 処理のきっかけ (トリガーとよく言われる)
- 入力
- 出力
- 制御
- 変換
2~5 は複数ステップになることも多い。
およそ以上5要素から、フローを簡単につくるもの。
一般的説明
参考文献を書きます。一般的な製品名称などは以下。
ノーコード・ローコードまとめ
ノーコード・ローコードのあれこれ
プログラミング不要のNo Code(ノーコード)とは?どうやって学習するの?
No Code
- プログラミングをせずにWebサイトやアプリ開発をする手法
- コンピューターに指示を与えるのにコーディングせずに実行する手法
Low Code
- 大部分をNo Codeの手法で進めつつ、コーディングが必要な部分だけはコーディングする手法。
- NoCodeの弱点を補うことが出来るといわれている。
記事
- No Code(ノーコード)でサービス開発する
- ローコード/ノーコードの台頭で開発者の役割はいかに変化するか
- ローコード開発の現状--なぜ今注目されるのか、何がハードルなのか
- OutSystemsを使ってローコードで座席管理システムを作ってみる
- What Is No Code?
いずれも、2020年初頭には結構熱く語られたトピックだったようですが、その後、俺も俺もとなり何だか製品、用語が乱立してすっかり訳がわからなくなりました。
詳細
- 処理のきっかけ
- 入力
- 出力
- 制御
- 変換
と冒頭に書きましたが実際はその詳細がいろいろな、ぞれぞれのツールの命名で書かれている。例を見てみることにします。
処理のきっかけ
- 発火点
- センサー
- トリガー
- 監視
- リクエスト
- メール
- スケジューラ
- コラボレーションアプリ
など
入力
- データを受け取る
- テンプレートを使って
- ファイルで
- XMLで
など
出力
- CSVに保存
- DBに保存
- RSSの生成
- グラフの作成
- HTTPリクエストを送信
- メールを送信
- XMLを送信
- JSONで出力
など
制御
- 繰り返し
- 条件
- 分岐
変換
- 数値の加減乗除
- 日付書式の設定
- 暗号化/復号化
- 正規表現マッチング
- 変換表/DBのデータによるデータ置換 など
- nullの置き換え
- null・空文字チェック
- エンコーディングの変換
など
その詳細が例えば
例示として集めてきたものを一通り書いてみる。
- Slack、Microsft Teams等
- 1レコードずつ
- ファイルをアップロード
- ファイルを保存
- コマンドを実行
- フィードの作成・アップロード
- フィードの作成・更新
- BASE64
- エンコード
- デコード
- Excel
- メールを送信
- Excel形式で保存
- FTPサーバにXMLファイルが追加されたかどうかを監視
- FTPサーバにレコードファイル(CSV)が追加されたかどうかを監視
- FTPサーバに文書ファイルが追加され-たかどうかを監視
- FTPサーバに画像ファイルが追加されたかどうかを監視
- URLデコード
- XPathでノードを取得
- XPathで文字列を取得
- XSLTファイルを使って変換
- XSLT変換ZIP形式に圧縮してアップロード
- ZIP形式に圧縮してファイルに保存
- カレンダーファイルを作成・アップロード
- カレンダーファイルを作成・更新コマンド実行
- コマンド実行の終了を監視
- コマンド実行の結果を取込み
- コマンド実行結果の変更を監視
- ジオコーディングテキストの抽出テキストをファイルに保存
- テーブルを参照してテキストの文字列を置換
- データをファイルに保存
- データベースからの取込み(DB2)
- データベースからの取込み(MySQL)
- データベースからの取込み(Oracle)
- データベースからの取込み(PostgreSQL)
- データベースからの取込み(SQLServer)
- データベースに保存(DB2)
- データベースに保存(MySQL)
- データベースに保存(Oracle)
- データベースに保存(PostgreSQL)
- データベースに保存(SQLServer)
- データベースのアドレスリストを使ってメールを送信
- データベースの更新を監視(DB2)
- データベースの更新を監視(MySQL)
- データベースの更新を監視(Oracle)
- データベースの更新を監視(PostgreSQL)
- データベースの更新を監視(SQLServer)
- ファイルにレコードデータが追加されたかどうかを監視
- ファイルをアップロード
- ファイル・フォルダを削除
- フィードを1レコードずつメールで送信
- フィードをまとめてメールで送信
- フィードを監視
- フォルダにXMLファイルが追加されたかどうかを監視
- フォルダにテキストファイルが追加されたかどうかを監視
- フォルダにレコードファイル(CSV)が追加されたかどうかを監視
- フォルダに固定長データファイルが追加されたかどうかを監視
- フォルダに文書ファイルが追加されたかどうかを監視
- フォルダに画像ファイルが追加されたかどうかを監視
- ブラウザからのフォームリクエストを受信
- ブログにエントリーを投稿
- メールに添付されたExcelファイルのデータを取込み
- メールに添付されたXMLファイルを取込み
- メールに添付されたレコードファイル(CSV)を取込み
- メールに添付された画像ファイルを取込み
- メールを取込み
- メールを送信
- レコードデータをCSVファイルとしてアップロード
- レコードデータをCSVファイルに保存
- レコードデータをフローに送信
- レコード数のチェック
- レコード範囲を抽出
- ログをファイルに出力
- 乗算値がnull・空文字であるレコードを削除
- 値がnull・空文字であるレコードを選択
- 全角→半角変換円グラフを作成
- 切り上げ切り捨て別の変数やフィールドに値をコピー
- 剰余算加算半角→全角変換四捨五入変換表を使って変換
- 変換表ファイルを使って変換
- 変数やフィールドに値を設定
- 大文字→小文字変換
- 小文字→大文字変換
- 復号化
- 折れ線グラフを作成
- 指定された形式の日付フォーマットに変換
- 指定したURLで示されるファイルをダウンロード
- 指定したURLで示されるレコードファイル(CSV)をダウンロード
- 接尾辞の付加
- 接尾辞の切詰め
- 接頭辞の付加
- 接頭辞の切詰め
- 改行文字のプラットフォーム変換
- 改行文字の削除数値の範囲チェック
- 文字列を日付データに変換
- 文字列埋め込み文書管理
- 日付から星座に変換
- 日時の計算暗号化
- 条件に一致した値を含むレコードを削除
- 条件に一致した値を含むレコードを選択
- 棒グラフを作成
- 正規表現に一致したレコードを削除
- 正規表現に一致したレコードを選択
- 正規表現に一致するかのチェック
- 正規表現変換
- 減算特定文字列が存在するかのチェック
- 特定文字列を含むレコードを削除
- 特定文字列を含むレコードを選択
- 現在時刻を設定
- 空白を除去
- 配列にデータを追加
- 重複レコードを削除
- 長さを取得
- 除算集計して円グラフを作成
- 集計して棒グラフを作成
- 集計値を計算
- 3次元棒グラフを作成
等など、多種多様な単位と機能名称で構成されておりそれを積み木、ブロック遊びのように組み合わせて動作させるものをつくる。さらには プラグイン自作 もできる!それだけで可能性は無限大。
そのほか
エクセルなんていうのもノーコードかもしれない - コロナウィルス対策で神エクセルをhtmlに。
それが、API 等と協調する。
RESTful APIとは何なのか
Web APIとは何なのか
JSONとは(WebAPIについての説明)
翻訳: WebAPI 設計のベストプラクティス
「WebAPI 設計のベストプラクティス」に対する所感
WebAPIでエラーをどう表現すべき?15のサービスを調査してみた
Jerseyとは
…などと言い出すから話が難しく聞こえるが、基本は表題の通り。それがノーコード。以上自分のためのまとめでした。