- コロナ以前
- 2020のコロナの頃
上記を「史料」としてふりかえりつつ、最近(2021年5月)、2つのことを始めた。
在宅になってから、それぞれのチームでデイリースクラムの実施や、Slackで始業・お昼・終業連絡の運用等は習慣づいてきたとはおもう。しかし以前のように物理的に勤怠していた頃と比べるとやはり「なにか違う」は依然、感覚として残る。
継続するって大変ですよね...。
**「頑張りすぎたくはないのだが、リモートワークでも仕事にメリハリを付けたい。」**という、かゆいところに悩みを持つ方に Togglポモドーロ と もくもく朝会 参考になればと思います。
1. Toggl でポモドーロ
自分はお仕事開始は チビッコが出かける or チビッコを送って帰ってくる タイミングというのがあるので比較的わかりやすく開始宣言しやすい。
一方終業時間は18時前にチビッコが帰宅してしまうと混沌のままPCを離れざるを得ない日々が続いていた。
その後の数時間は開発チーム的にはプライムタイム(?)にもかかわらず「ながら見」になる。普通にもう見なきゃ良いじゃんという向きもあるが気持ちは「仕事したい」もある。だからエクスキューズは残しつつもお仕事の実績投稿はしたかった。さてどうするか?
はい、Togglはじめました。Toggl はレコーディングボタンを押したり止めたりするので一つひとつの作業によしやるぞというスイッチが入る。特にChrome拡張を利用した際は以下のように、自分の作業の開始停止が切り替えられるのが良いです。
集中している状態が持続しやすくなる
1ポモドーロ当たりの仕事量を理解することによって、工数見積りの正確度が高まる
自らの成長を実感することができる
いかに集中力をコントロールするか、がポイントとなりそう。メリハリ大事。
2. もくもく朝会(もくもくタイム)
もう一つ、仕事はじめのエンジンのかけ方の工夫として「もくもく朝会」をはじめた。
朝からそうそうテンションをあげられない人(主に私)、チームにおすすめしたい。
趣旨
以下を掲げている。およそ社内で告知した原文ママ。
- 平日 10:00-11:00 Google Meet の規定URL
- Meetで繋ぎながらもくもく作業をしたり、問合せを見たり、チケットを見たりするための時間です。
- 何か話す義務はありません。ただ Meet でつなぐだけです。顔見せするしないもおまかせです。
- ですが私は質問には答えますし、その場で話題があれば振ったりはします。
- 10時に勝手に始まって11時に後腐れなく終わることにします。
効用
- 何か話さなきゃ!等というプレッシャーを感じる必要はありません。やろうとしている作業をmeetでつないだままやるだけです。
- でも遅くとも10時には業務開始するという規律のある日々を送りたい。ちょっとした相談くらいはしたい。とかいうのの役に立ったら良いと思っています。
- 1時間これやるぞと決めるので集中してなにかしら取り組めるとおもわれる。
- ほかの会と時間帯はかぶってしまうので、曜日によって自由にしてよいです。ほかの打合せとかある日もあるでしょう。
- まあ私は大体居ます。というタイムです。
- 元ネタ: もくもく会 https://mokumokukai.tumblr.com/
もともとのチームの雰囲気
自分が、朝からそんなにワイワイしたいというほどではない。というか作業したい!作業時間欲しい!だって朝だもの...。そういう気持ちでした。で、もともと、夕方にデイリースクラムの運用をしていた。
あまりガッツリ作業時間に入ってしまうと、「あれ、いま話しかけてよいのかな、、」等となってしまうケースもあるという。その点、「絶対に話しかけて良い」時間が明確なのは非常に良い。ラバーダック 的効果もある気がします。
敢えて触れていませんがもくもくタイムはもぐもぐタイムと掛け合わせたおっさんギャグです。
感想
1、2、いずれも、使用するツールとあわせて、人のココロをうまくコントロール、マネジメントするのが肝だと思っている。逆に朝から筋トレ!とか、挨拶!とか、そういうストイックなチームもあるとおもう。でも自分(たち)にあった形が長く続けるコツになったりするとおもうので、皆で色々やってみて選べたらいいのではないでしょうか。
以上、参考になればさいわいです。