2020年、(3歳1歳と)私のリモートワーク
在宅育児(と勤務)を支える技術
子連れで在宅育児(と在宅勤務)を開始して1か月が経ちました
の続編、5月の開発期間を終了しての振り返りです。
振り返るにあたって
子連れで在宅育児(と在宅勤務)を開始して1か月が経ちました
でも書きましたが、開発チームでは1か月毎に振り返りを行い、
- 失敗
- 問題、改善点
- そして成功、良かった点
を皆で前向きに発表して次に生かすということを行っています。
成功
今月、私のアウトプットは以下でした。
- 通常進行の2チケットを完了
- ややイレギュラー進行の2チケットを完了
つまりコロナ禍下で自分のチームにおける役割上、通常通りの進行をしました。
失敗
ここからがポエムです。
皆さん仕事って何のためにしていますか?私の会社に勤めているとある程度お金は貰えます。本来、これだけでもとても有難いと思わなければならないとはおもいます。
でも、生活費のための仕事の要素って半分くらいでもう半分はなんだかんだ言って楽しいから、仕事している(仕事=ソースコードを書く、設計する、考える)、という気持ちもありませんか。今月はフルで緊急事態宣言下の在宅勤務だったわけですが、在宅「勤務」と在宅「育児」は両方「在宅」だからまとめられるかというとまとめられるわけねえ、が結論でした。
もちろんそれでも弊社はどちらかといえばなかなか社員思いなので保育園の書類さえ提出すれば有休が貰えます。「しんどい人は有休取れるよ」なのです。上で仕事=ソースコードを書く、設計する、考える、つまり開発は楽しい!と書きました。ここで選択肢は楽しい仕事をお金だけ貰いながら休んで生きるために育児を優先させるか、敢えてそれでも楽しい仕事をとるかです。
私は仕事を取ってみました。だって楽しいしそれじゃないとやってられんと思いました。もう少しかっこよく言いたい気持ちを出すならそんな「はした金(有休)」が欲しいわけでもないのです。
しかし結果片や成功じゃなかった点のほうが多かったです。家庭内で色々とイライラすることしかありませんでした。具体的に書くと例えば集中しようとしてソース読もう書こうとしているとき。1
throw new Exception("あれ取って");
throw new Exception("これ飲みたい開けて");
throw new Exception("おなかすいた");
throw new Exception("パズルやろー");
が5分おきくらいに差し込みとして入ってきて時として握りつぶしてしまっているのですがそれが精神衛生上たまらなく不味くて誰も得しない状態だったこと、です。
個人としての気持ちと、家に居るなら子供の面倒を見るべきという状況下、仕事を単なる労働として考えるなら「有休をとる」という答えが用意されていたわけですが一度も休みを取らなかった結果ソフト面にひずみが来たなと思いました。もう一か月やれと言われたら結構発狂するとおもいます。
改善したい点
解決策は見つかっていません!!
と書いてしまうと弊社・社内保育園に申し訳ないので補足しますが、私の会社の社内保育園はこんななかで6月開園準備を進めていました。すごい。在宅保育もトライしているようです。このスピード感もすごいです。ですが敢えて保育園のために会社に行くか?とか、先生の安全は?とか考えるとなかなか利用決断も、責任が伴う。難しい…。 幸せな悩みなのですが。
6月以降、地元保育園は「休園は解除するが登園自粛を求める」という@deprecated
で再開するようです。私は自粛せず預けてしまおうと現時点では考えていますが、まあ、物理的に安全かというと科学的に考えてそんなことは無いと私はおもいます。家にいるほうが安全です。こうして、一人ひとりが考えないといけない時なのかなあ、と評論家的には思います。
早く通常営業できれば良いですが安全な世の中ではまだないでしょうし社会的にも再度自粛だ何だとまた言われてしまうととても仕事をしているどころではなくなり働けなくなる状況しか想像できない。どちらかというと物質的な答えを探るより精神的な面で答えを出すしかないのかもしれません。
「ほどほどにやれ」を受け入れる精神が必要だなと。
まだまだモヤモヤは消えないのですが、そういえばお客様からの問い合わせのほうを少しでも楽にするためのガイドラインも、そういえば今月作ったりしたのでした。同様、細かい時間で結果を出しやすい手法、物理労働ではない知的な仕事を模索したいなあーーーーー!2