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噂の萌え絵からモザイクを除去するAI「DeepCreamPy」を使ってみた

Last updated at Posted at 2018-11-01

前提

この記事は,単に機械学習による画像処理の技術を検証するためのものであり,それ以外のあらゆる意図を含みませんしあらゆる行為を推奨しません.

必要なもの

  • Windows環境
    (Mac/LinuxのCLIでもできなくはないが,pipの依存関係に嵌まりやすいで,Pythonの闇に触れたくない人はWindowsを推奨.)
  • DeepCramPy
  • GIMP/Photoshop
  • モザイクを除去したい画像1 (カラー画像に限る2)

手順

0. DeepCreamPyの入手

上記のリンクからDeepCreamPy_1.2.1-beta_win64.zipを入手して展開する.

1. 画像の加工

DeepCreamPy(以下CreamPy)でモザイクを除去するには,モザイクのかかった画像と,消したいモザイク部分を緑(R=B=0 G=255)で塗りつぶした画像の2つが必要になる.なので,GIMP/PSで消したいモザイク部分を塗りつぶす. この塗りつぶしはだいたいで構わない.

2. 画像の設置

まず、decensor_input_originalフォルダにオリジナルの画像を設置する.次に,decensor_inputフォルダに同名で緑を塗りつぶしたファイルを設置する.

3. CreamPyの実行

censor.exe --is_mosaic=True

をコマンドラインから実行します.
WindowsのCLIが分からない/触りたくないという人は

decensor.exe --is_mosaic=True
pause

と書かれたテキストファイル(名前は任意)を作成して,拡張子を.batに変更して,それをダブルクリックしてください.

4.モザイクが除去された画像の生成

decensor_outputフォルダに,モザイクが除去された画像が生成される.

感想

  • CreamPyはすごい
  • CreamPyを作った人はすごい
  • Deep Learningはすごい
  1. この記事とは何の関係もありませんが,最近名前がFに変わった社のソーシャルDRM対応なフルカラー同人誌は,購入者が書籍のデータを単なる画像ファイルとして扱うことが可能です.

  2. ニューラルネットワークにスクリーントーンを認識させるのが難しいので白黒は非対応らしいです.

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