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プロダクトオーナーになってから1年経過した話

Last updated at Posted at 2023-12-07

この記事は クラウドワークス Advent Calendar 2023シリーズ1の8日目の記事です。

概要

こんにちは、はじめまして、 @e-takazawa です。
株式会社クラウドワークスクラウドワークス.jp のプロダクトオーナーを担当しております。

私はもともとWeb/Androidエンジニア経験を持つプロジェクトマネージャーとして開発マネジメントを行なってきましたが、クラウドワークスにはプロダクトオーナーとしてジョインしました。
以前、プロダクトオーナーに転職した直後に書いた記事からさらに1年が経ち、プロダクトオーナーという役割の解像度が高くなってきたのかなと感じています。
同じキャリアを歩んでいる方、これから歩もうとしている方への参考になればと思って、今回も書かせていただきます。

プロダクトオーナーとは?

スクラムガイドにはプロダクトオーナーは、スクラムチームから⽣み出されるプロダクトの価値を最⼤化することの結果に責任を持つ。
と書いてあります。
基本的な部分は1年経っても変わりませんが、1年やってみて気づいたことを書いていきます。

プロダクトオーナーはスペシャリストではない

クラウドワークス.jpはサービスインしてから10年以上経過しているプロダクトです。
なので、プロダクト内に複数のグループを抱え、分業化が進んでいます。
エンジニア、デザイナーはもちろん、データアナリスト、ユーザーサポート、ビジネスサポート、法務、経理と社内に専門的知識を持つスペシャリストを多数抱えております。

そのため、施策を進めるのはプロダクトオーナーではありますが、具体的にどう詰めていくかについては、自分一人だけで考えることはありません。
これが私の考えた施策だ!と考えていた時期もありましたが、スペシャリストの意見を聞いてだいぶ変わっていくことが多いので、「自分の役割は施策をどうしていくかをわかりやすく整理して、ステークホルダーとなるスペシャリストの意思を集約していくのが仕事ではないか?」と今では考えるようになりました。

歴史を読み解く

クラウドワークス.jpはサービスインしてから10年以上経過しているプロダクトです。
なので、歴史的な経緯で作られた課題や負債が多数あり、思いもよらない落とし穴がたくさんあります。
ただ、実施したことや何故そうしたかをドキュメント化していく文化が定着しているので、探せば歴史的経緯を紐解く手がかりはあります。
また、過去を経験した知識豊富なメンバーがいますので、そのメンバーを巻き込んでいくことでなんとか課題を乗り越えることができます。

最後までやり遂げること

クラウドワークス.jpはサービスインしてから10年以上経過しているプロダクトです。
ただ、未だに発展途上にあるプロダクトです。
まだまだ改善の余地がたくさんあり、プロダクトバックログの優先順位を決めていく中で「全部優先度高だ!」「これはすぐにできないね。」と考える時期が多々あります。
ただ、そこで諦めるのではなく、時期を見越して取り組む、取り組むために準備することが大事だと思います。
「今はやらないけどこの先これを必ずやる」ことをプロダクトバックログに積み、この先必ずやり遂げられるように諦めないことがプロダクトオーナーにとって大事な要素なのではと考えます。

おわりに

いかがだったでしょうか。
1年経過したことで、改めてプロダクトオーナーとしてスペシャリストたちのシナジーを最大化して発揮していくことが大事なのかなと思い始めております。
相変わらず不確実性は高いプロダクト開発ですが、これからも楽しくやっていきたいと思います。

最後にクラウドワークスでは様々な仲間を募集しております。
ご興味のある方は以下のリンクからご応募ください!
https://crowdworks.co.jp/careers/

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