久々のポエム。
老後に備え、億り人になっておこうと決意して、約2.5年(いろいろ損して得した・・・遠い目)。
ようやくに勝ちの方程式が見えてきたので、新年の目標として、あと5年で億り人になろうと考えた。
原資は100万円(年金代わりに積み立てているiDeCoの分は除く)。5年に特に根拠はない。
そうした時に、古来からいつつたえのある実に文系的(?)な「72の法則」、あるいは、「倍加時間」なるものを目にした。
以下のようなもの(ネットにいろいろ転がっている)
https://www.bank-daiwa.co.jp/column/articles/2017/2017_43.html
なんじゃこりゃと思い、コードを書く前に、Wikipediaを確認すると、以下のように冷静な解説が。
式は以下の通り。
年利(単位:%)× 年数(単位:年) = 72.
上記の式の「年利 (%)」に年利率(複利)を当てはめると元本が2倍になるのに必要な年数が求められる。逆に、「年数」に運用年数を当てはめると元本が2倍になるのに必要な年利が求められる。上記式は年利 (%) = 8% 付近で誤差が最も小さい。
出典 72の法則
なるほど、利率8%程度で近似的に成り立つ法則なのね、と納得。
一応、8%近傍をコードで検証してみる(小数点の誤差はさておく)。
# 月あたりのリターン
r=0.0797751629
N = 0.72 / r
# 初期資金
init =100
print (f"月{r*100}%で運用した場合、資産2倍には72の法則だと約{N}月必要だというが...")
s = init
n = int(N)
for x in range(1, 10*n):
s = s*(1+r)
if x % 10 ==0:
print(f"{x}月目 : 原資{init}万円が、{s}万円に")
月7.9775162900000005%で運用した場合、資産2倍には72の法則だと約9.025365462462753月必要だというが...
10月目 : 原資100万円が、215.44347014505786万円に
20月目 : 原資100万円が、464.1588882814445万円に
30月目 : 原資100万円が、1000.0000159002664万円に
40月目 : 原資100万円が、2154.434735706665万円に
50月目 : 原資100万円が、4641.588956616946万円に
60月目 : 原資100万円が、10000.000318005334万円に
70月目 : 原資100万円が、21544.34769962752万円に
80月目 : 原資100万円が、46415.89030419448万円に
おおぅ、元手100万円で5年で億り人になろうとすると、月ほぼ8%でまわさんといんかのやね(厳密に計算する場合の方程式と誤差の少ないコードは誰か補ってくだされ)。月8%で回らない分を自己資金で補えるならば、このペースに近づく、と。
15世紀から伝わるという「72の法則」、元手100万円で5年で億り人になろうとする際の計算には、かなり厳密に使える式ということは分かった。そのためにコードが果たす役割は...2年半後に投資資金1000万円になってから結果を書くとしよう(近時、お仕事以外は、絶賛投資&結果測定中で委細を書く暇がない)。
まとめると、「元手100万円で5年で億り人になりたいなら、月8%くらいのリターンを得なくちゃね。こんなの、72の法則だとほぼ誤差なく暗算だよ」、ということらしい。
なお、当然ながら、年8%だと、億り人になった頃にはお亡くなりになっている可能性が高い模様。
10年目 : 原資100万円が、215.44347014505786万円に
20年目 : 原資100万円が、464.1588882814445万円に
30年目 : 原資100万円が、1000.0000159002664万円に
40年目 : 原資100万円が、2154.434735706665万円に
50年目 : 原資100万円が、4641.588956616946万円に
60年目 : 原資100万円が、10000.000318005334万円に
70年目 : 原資100万円が、21544.34769962752万円に
80年目 : 原資100万円が、46415.89030419448万円に
投資は自己責任でリスクを取り続けようね、ということかと。