はじめに
GitHubの同じアカウントに対して、
2台のPCを使い、それぞれでGitコマンドを使ってファイルをアップロードしていたのですが、
片方のPCでファイルアップロード($ git push
)してもContributionが増えない、
いわゆる草が生えない状況に陥りました。
その解決方法を記します。
この記事でわかること
- リモートリポジトリ(GitHub)へアクセスするユーザーのアカウント情報の変更方法
- $ git configコマンドを使ったuser.nameの変更方法
環境
- Git 2.28.windows.1(1st PC)
- Git 2.25.1(2nd PC)
原因
原因だったのは何?
結論から述べると、
GitHubのアカウントに登録しているメールアドレスと、
Git上で設定しているuser.emailが一致していないために今回の事態となりました。
1台目のPCではこれらが一致していたのですが、2台目のPCでは一致していませんでした。
このため、2台目のPC上で $ git push
を何度も行っても草が生えない状態になっていたのです。
より具体的にいえば、
GitHubアカウントはhogehoge@example.comで登録しているのに対して、
1台目のPCのgitのemail設定はhogehoge@example.com 、
2台目のPCではfoofoo@example.com
と設定していたといったところです。
原因のさがしかた
メールアドレスの不一致が原因かどうかは、git configコマンドを使って判断します。
ここではGitHubのアカウントに使用しているメールアドレスが hogehoge@example.com であるとします。
$ git config user.email
hogehoge@example.com
$ git config user.email
user.email=hoge
以上のことから、2台目のPC(2nd.PC)はGitHubアカウントのメールアドレスと一致していないことがわかります。
解決方法
gitに設定しているuser.emailを、GitHubに登録しているメールアドレスに変更します。
$ git config --global user.email hogehoge@example.com