はじめに
11月12日に1回目を受験して不合格になり、11月28日に2回目の受験で無事合格しました。
同じ企業で働いている方々もAWS SAAを合格されていて、その内の何人かが以下のような合格体験記を書いていたので自分もそれに倣って体験記を書いてみます。
AWS SAAに合格するまでにやったこと
自分の情報
- 2022年度に情報系の大学院を修了して新卒で入社
- AWSサービスは個人でEC2を触ってあそんだことがある程度
- AWSを使って0から何かを構築したという経験はほぼなかった
申込み
2022年8月頃に取得しようと決意しましたが、申込みしたのは11月です。良くないですね。AWS 認定 再受験無料キャンペーン1なるものが開催されていたので、コレに乗っかりました。1回目で合格するつもりの意気込みでしたがキャンペーンに救われました(申し込みに15,000円ほどかかるので...)。
使った教材
- 【SAA-C03版】AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験:短期突破講座(300問の演習問題)
- 【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
- (模擬問題付き)改訂新版 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書[SAA-C02]対応
勉強期間と勉強方法
AWS SAAを取得しようと思ったのが2022年8月頭ぐらいで、実際に受験したのが11月なので期間としては4ヶ月程度です。8月からUdemy講座を視聴し始めはしていましたが、途中で別の資格試験の勉強(応用情報)などを挟んでいたので実質の勉強期間は1ヶ月程度ぐらいかなと思います。
1回目までは基本的には【SAA-C03版】AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験:短期突破講座(300問の演習問題)のUdemy講座をメインに、都度公式ドキュメント等を参照してサービスの知識を深めていく方法で勉強していました。
1回目が不合格になってから、自分が【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)のUdemy講座を購入していたことに気づいて、模擬試験を受けて勉強する方法に切り替えました。問題の答え(選択肢)の解説があったのがとても助かりました。分からなかったところなどを別の公式ドキュメントや教科書・Udemy講座等で補強していくように勉強しました。
間に教科書を一通り読んだりしていました。自分が勉強していた時期では、C03に対応したテキストはなさそうだったので(そもそもまだC02版だったころに教科書を購入していましたが)、こちらの教科書も購入したので一応軽く読みました。AWS Well-Architected Frameworkについてまとめられていたのが良かったです。
試験本番
テストセンターで受験しました。10分前ぐらいに到着して軽く説明を受けて写真撮影をします。撮影されるとは思っていなくて驚きました。
テスト時間は65問130分です。1回目は50分程度で終了しましたが、2回目は100分程度使いました。問題を2週して、2週目の見直しの際に改めて文章に見落としがないか、AWS Well-Architected Frameworkを念頭に入れ、コストやセキュリティなど何を優先した問題なのかを確認しながら解き直しました。
28日の10時-12時ぐらいの時間で受験し、当日の19時頃に確認したら結果が出ていました。
他に知っておくと良さそうなこと
- 24時間以内なら何回かスケジュールを変更可能(キャンセル・予約時間の変更)2
- 不合格になったら同じ試験は14日間は受講できない3
- ピアソンVUEで受験する場合、当日身分を証明できるものを忘れないようにすることと、写真撮影されるので写真撮影されても良い格好で行く
- 運転免許と健康保険証で大丈夫でした
反省
- 勉強している最中にC02からC03に切り替わり、おそらくC03のほうが難易度が高くなったと思われるので資格を取るという観点だけ見ると早めに動いた方が良かった
- 早い段階で(解説が豊富な)模擬試験ベースの勉強に切り替えるべきだった
- 複数のサービスを組合せた問題が多く出題されるため、個々のサービスの概要だけ勉強するのでは難しいと感じました。
- 解説が豊富だと個々の問題に対して、選択肢に出てきた他のサービスについての知識や、なぜその使い方ではだめなのか(あるいは良いのか)などの知識が一度に手に入るのでお得だと思います。
- 資格試験勉強になってしまった
- 該当のサービスを実際に触ったわけではないので、ハンズオン形式のUdemy講座もあったのでそのあたりで勉強してみるのも良さそうだと思いました。
- 2回目も受験できるということから1回目を雑に受験してしまった
- 1回目の体調が万全ではなくて、24時間以内ならスケジュールを変更できるということを知らずに受験してしまいました。
- 仕事が無い日に受験する
- 1回目は土曜日でしたが、28日は平日だったので午前有給により受験しました。合否が気になってそわそわしてしまうので、休みの日に取りに行くと良いです。
おわりに
よく使われるAWSサービスの知識が一通り勉強しないと合格できないと思うので(少なくとも自分は一度落ちたので)、AWSを使う前の人などが勉強するのに良いのかなと思いました。
自分は結局資格試験のための勉強みたいになってしまいましたが、AWS Well-Architected Frameworkについての理解は深まり、少なくとも今後の仕事でもいかせそうだなと思うので勉強してよかったと思います。反省でも書きましたが、実際にAWSのサービスを触ったわけではないので、そこに時間をかけても良かったかなと思います。
最近秋の応用情報試験も受験しましたが、それも含めて試験勉強をするというのが久々で楽しかったです。試験前に不安になって無理して勉強してしまっていたのがかなり駄目だったので、余裕のあるスケジュールを組むのが大事です。また、問題文が分かりにくかったりする(翻訳されているから?)印象があったので、文章をきちんと読むためにも体調は万全にして望みましょう。