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クラウドフローが自動でソリューションフローとなる機能について(その後)

Last updated at Posted at 2025-12-01

※ この記事は、Microsoft Power Apps Advent Calendar 2025 12月2日 担当分の記事です。 

クラウドフローが自動でソリューションフローとなる機能とは?

クラウドフローが自動でソリューションフローとなる機能の詳細については、2024年のアドベントカレンダーの下記記事をご参照ください。

クラウドフローが自動でソリューションフローとなる機能について(前編)

クラウドフローが自動でソリューションフローとなる機能について(後編)

既定でキャンバス アプリとクラウド フローをソリューションに追加する - Power Apps | Microsoft Learn

環境の既定値について

下記、記事を見ていただければわかるのですが、当時は、既定値は「オフ」という発表がされていました。
結局、既定値はどうなるのか? - クラウドフローが自動でソリューションフローとなる機能について(後編)

2025年10月頃に作成した環境の設定を見ると既定値が「オン」になっていました。

DefaultSolutionFlow01.png

公式ドキュメントを参照してみましょう。
以前は、プレビューだった機能ですが、現在は、クラウドフローは一般公開されています。ただし、引き続き、キャンバスアプリはプレビューのままです。

そして注目すべきは、「クラウドフローの設定は引き続き既定でオフ」の記載です。
実際に環境を作成したあとに、[設定]-[機能]-[製品]で確認すると、クラウドフローはONになっているんです!
DefaultSolutionFlow02.png
この機能は、一般提供ですか、それともプレビューですか? - 既定でキャンバス アプリとクラウド フローをソリューションに追加する - Power Apps | Microsoft Learn

さいごに

本来、環境の設定値で、クラウドフローは既定でオフなのかもしれませんが、実際には、ONになっているので注意が必要です。

少なくとも、すでに作成している環境では、設定はオフなので、新しく作成した環境とでは設定値は異なります。そのため、同じようにクラウドフローを作成していると、環境ごとに違った動作をすることになります。
(機能差異は昨年の記事や公式ドキュメントをご参照ください。)

しばらくは新しい環境を作成する際は、既存環境との設定値の差異を確認したほうがよさそうです。
(実はコレ以外にも新しい環境での設定値が異なるものがありますが、それはまた別のお話・・・

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