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【Flutter】アニメーションライブラリ「Lottie」の使い方 + 色変更

Last updated at Posted at 2022-12-26

はじめに

lottie というパッケージを使えば、簡単にFlutterのアプリに以下のようなリッチなアニメーションを組み込むことができます。これの簡単な使い方とアニメーションの色を動的に変更する方法について記事にしてみました。

lo-sample.gif

使い方

準備

まずは使用するアニメーションを探します。下記サイトから入手可能です(ログイン必要)

今回は こちら を題材に説明します。

Download > Lottie JSON でjsonファイルをダウンロードします。

ダウンロードしたファイルをプロジェクト内に配置し、pubspec.yaml を編集しておきます。(今回はassetsフォルダを作成しその中にsuccess_check.jsonという名前で配置してます。)

flutter:
  assets:
    - assets/

続けて、パッケージの依存関係も追加しておきます。

dependencies:
  lottie: 2.1.0

コード

読み込ませるのは簡単で、Lottie.asset()で先程配置したjsonファイルのパスを指定するだけでOKです。

import 'package:lottie/lottie.dart';

...
..
.

  Widget build(BuildContext context) {
    return Center(
      child: Lottie.asset('assets/success_check.json'),
    );
  }

実行結果↓

動的に色を変更

読み込むアニメーションは実行時にプロパティ(色、不透明度等)を変更することができます。先程のアニメーションの色を実際に変えてみましょう。

まず、色が使用されているレイヤーを探します。今回使用したjsonファイルを開くとlayersの構成は以下のようになっており、ここから変更したい色が使われている部分を見つけます。

次に、アニメーションを読み込む際の引数delegeteでアニメーションのプロパティを変更できるので、これを利用して色を変えます。

ValueDelegate.colorの第1引数には、先程見つけた色が使用されているレイヤーを指定します。([レイヤー名, 要素名] みたいに指定します)

value には変更後の色を指定します。

    return Center(
      child: Lottie.asset(
        'assets/success_check.json',
        delegates: LottieDelegates(
          values: [
            ValueDelegate.color(
              ['Shape Layer 2', '**'],
              value: Colors.cyan,
            ),
            ValueDelegate.color(
              ['Shape Layer 1', '**'],
              value: Colors.cyan[100],
            )
          ],
        ),
      ),
    );

実行した結果が以下になります。色が変わることを確認できました。

これを利用すると、アプリのテーマカラーの変更に合わせてアニメーションの色も変えるみたいなこともできますね。

備考

ライセンス

配布されているアニメーションのライセンスはダウンロードページの下部に記載されており、基本的に Lottie Simple License (FL 9.13.21) です。利用する際は確認しておきましょう。

以上です。

参考

lottie - pub.dev

lottiefiles.com

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