はじめに
フォームで収集したデータを、手作業でスプレッドシートにコピーしたり、通知メールを仕分けするのは大変です。
Webhook を使えば、フォーム送信をトリガーにして Slack通知、Google Sheetsへの書き込み、外部API連携 などを自動化できます。
この記事では、Walla Form に Webhook を設定して、外部サービスとデータ連携する方法を紹介します。
Webhookとは?
Webhook は「あるイベントが発生したときに、指定した URL へ HTTP リクエストを送る仕組み」です。
フォームに回答が送信されるたびに、設定した Webhook URL へ JSON 形式 のデータが送られます。
Walla Formでの Webhook 設定手順
1. フォームを作成
Walla Form で対象のフォームを作成します。
例:イベント申し込み、アンケート、問い合わせフォーム など。
2. 設定画面を開く
フォーム編集画面から 「設定」 → 「Webhook」 を選択します。
3. Webhook URL を登録
受け取り用の URL(自前の API / Zapier / Make / n8n など)を用意して登録します。
例:https://example.com/webhook-endpoint
4. テスト送信
Webhook にデータが正しく送られるか、テスト送信で確認します。
実際に送信されるデータ例
フォーム送信時には、次のような JSON が送信されます。
{
"form_id": "12345",
"submission_id": "abcde-67890",
"submitted_at": "2025-09-01T12:34:56Z",
"answers": {
"name": "山田 太郎",
"email": "taro@example.com",
"message": "参加希望です"
}
}
これを受け取って、自分のサーバーや外部サービスで処理できます。
応用例
- Slack通知:フォーム送信をリアルタイムでチームに共有
- Google Sheets:回答を自動でスプレッドシートに追加
- CRM連携:顧客データベースに直接登録
- 外部API呼び出し:支払い処理やチケット発行システムと連動
まとめ
- Webhook を使えば、フォーム送信データを リアルタイムで外部に渡せる
- ノーコードツールや自前の API とも簡単に連携できる
- 手作業を減らし、効率的なデータ処理 が可能