Pukiwikiを無理やりMarkdown記法に変えてみた

##とりあえず実現した
PukiwikiがMarkdownで書けたらいいなと思ったPukiwikiユーザーさんはたくさんいらっしゃると思います。
いないですかね……
僕はそういったものがどうしても欲しくて、PukiwikiライクでMarkdownなCMSを来る日も来る日も探し回りました。

そして結局見つけられませんでした。

でもよく考えたらPukiwikiを改造すればすぐできそうです。
ということで、とりあえず無理やり？実現しました。
lib/convert_html.php をちょっと修正しただけですが。。。

作ったもの：
https://github.com/dotneet/pukiwiki-md

##Pukiwiki記法と融合
作ってすぐに、Markdownで書けるようになってもPukiwikiの機能が全部使えなくなると辛いことに気づきました。
最初に気付くべきでしたが。
なのでなんとか許容できる範囲でPukiwiki記法と融合させています。

• [[ページ名]]のようなPukiwikiの内部ページリンクの記法はそのまま使えます。
• ブロックプラグインの呼び出しがMarkdownのヘッダの記法と被るため、ブロックプラグイン呼び出しは行頭を"#"から"!"に変えました。
  例：!recent(20)
• インラインプラグインは同じ記法で使用できます

ただ現在の実装では、すべてのプラグインを適用した後にMarkdownのパーサーにかけているため、プラグインの出力結果によってはうまく動作しない可能性があります。

##サンプル

#hoge
文章です。
[[FrontPage]]で内部リンクを張れる。
もちろん[ほげほげ](http://example.com)というMarkdownのリンクの書き方もできる。

##リスト
- foo
- bar

##画像を表示(Pukiwikiプラグインが使える)
!ref(テスト/test.jpg)