はじめに
この記事では、Next.js 14でGoogle Tag Manager (GTM) 経由でGoogle Analytics 4 (GA4) を導入する手順を紹介します。
実施内容
Next.jsアプリケーションにGTMとGA4を統合し、ユーザーのページビューやイベントを追跡します。GA4の新機能を活用し、より詳細なユーザー分析を行いたいと考えています。
ありがたいことに、Next.js14からは楽ちんに設定できるように用意されてます。
準備
- Google Analytics 4プロパティの作成
- Google Tag Managerアカウントのセットアップ
- Next.js 14プロジェクト
実装手順
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Google Analyticsの設定:
- Google Analyticsにログインし、新しいGA4プロパティを作成します。
- 設定で「測定ID」を取得します。
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Google Tag Managerの設定:
- GTMにログインし、新しいコンテナを作成します。
- GA4のタグを新しいトリガー「All Pages」で設定します。
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Next.jsでのGTM統合:
- 必要なライブラリをインストールし、GTMコンポーネントを作成します。
- 手順はこちら公式を参照
npm install @next/third-parties@latest next@latest
- ページコンポーネントまたは
_app.js
にGTMコンポーネントを追加します。
import { GoogleTagManager } from '@next/third-parties/google' export default function MyApp({ Component, pageProps }) { return ( <> <Component {...pageProps} /> <GoogleTagManager gtmId="GTM-XYZ" /> </> ) }
- 必要なライブラリをインストールし、GTMコンポーネントを作成します。
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デプロイとテスト:
- 変更をデプロイし、GTMプレビューモードでタグが正しく発火することを確認。
結果
設定後、リアルタイムレポートにてユーザーのページビューが正確に表示されることが確認できました。
※一応キャッシュで判定されないことあるかもなので、プライバシーモードでサイトアクセスしてリアルタイムレポートで確認したほうがいいかもです!