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シャミ子「桃とお揃いの変身セリフにしたい」

Last updated at Posted at 2019-12-03

この記事は Aizu Advent Calendar 2019 3日目の記事になります。
2日目は、はとバスくん
4日目は、広瀬元周さん

ばんだ荘にて

シャミ子「なんで私の変身セリフは”ききかんりー!!”なんだろう。もっと可愛いのが良かった・・・」
リリス「それは、ソナタの自意識、心の声なんじゃぞ」
シャミ子「桃はセリフを言わなくても変身できますよね?」
桃「それは変身卍句っていう舞の儀式で、光の力を体に降ろしてるんだよ」
桃「だからセリフを言う必要はない。変身するって敵にバレるし」
シャミ子「なにそれ、ずるいし、可愛くない・・・」
良子「(それなら隠密で変身できるし、桃さん、参考になる・・・)」
シャミ子「私もセリフを変えたり、言わなくてもいいようにできますか?」
リリス「お主は言葉にしないと、イメージを固定化できないからむりだ」
シャミ子「そんなぁ~」
シャミ子「それじゃあ、桃も私と同じセリフにしましょう!」
桃「どうしてそうなった。意味ないし、危機管理はダサいから嫌だ」
シャミ子「(ダサいって・・・)」(´・ω・`)
シャミ子「なにか意味があればいいんですか?」
桃「ちゃんと具体的な理由があれば・・・」

音声アシスタント

小倉「話は聞かせてもらった!」
シャミ子「小倉さん!!なにかいいアイデアがあるんですか!?」
小倉「あるよ。それは・・・これ!」スマホ
桃、シャミ子「スマホ?」
小倉「そう。これの音声アシスタントを使えばいいんだよ」
シャミ子「おんせいあしすたんと?」
小倉「スマホに話しかけると、目覚ましかけたり、音楽流したりしてくれるんだよ」
シャミ子「なにそれ、凄い!!」
良子「お姉のスマホはAndroidだから、Google Assistantが標準で入ってるよ」
シャミ子「あんどろいど?ぐーぐる?」
良子「今、主流のスマホはiPhoneとAndroidがあって、お姉が使ってるAndroidはGoogleって会社が作ってるほう」
シャミ子「そういえば、iPhoneってほうより、Androidのほうが安くてコスパが高いって勧められて買いました」
シャミ子「とういか、良子はなんでそんなに詳しいんですか?」
良子「最近は、現代の兵法についても調べてる。お姉、今の時代は情報を制したものが勝つんだよ。その情報を一番持っているのがGoogle。それで知ってた。」
桃「(良ちゃんにPCを貸したのは失敗だったかな・・・)」

##Google Assistant
リリス「それで、そのなんとかアシスタントはどう使うんだ?」
良子「お姉、”OK,Google"って言ってみて」
シャミ子「え?、”おーけーぐーぐる”」ピコン
スマホ「はい、なんでしょう?」
シャミ子「わっ、スマホが喋りました!!」
小倉「今日の天気を聞いてみて」
シャミ子「わかりました!、”今日の天気は?”」
スマホ「今日の多魔市の天気は、晴れ時々桃でしょう。」
シャミ子「凄いです!!賢いです!!」
桃「(時々桃ってなんだよ)」
シャミ子「Googleさん、”友だちになりましょう!”」
スマホ「はい、ぜひ友だちになりましょう。仲良くしましょうね」
シャミ子「凄いです!凄いです!友だちになってくれました!」
シャミ子「親友にもなれますか!?」
良子「お姉には桃さんっていう親友がいるじゃん」
シャミ子「桃は親友なんかじゃありません!!」
桃「っ...」
シャミ子「わたしの一番の宿敵です!!」
桃「(そっちか...)」
良「(いま一瞬、桃さんが闇落ちしかけてた)」
シャミ子「なので、お揃にしましょう!!」
桃「シャミ子は敵だからしない」そっぽ見
シャミ子「なんでですかぁあああ、ももぉ・・・」

呪文?

桃「それで、それがどう変身セリフと関係あるの?」
小倉「Google Assistantは自分で好きなセリフを登録して、色々できるんだよ!呪文みたいな感じで」
シャミ子「呪文ですか!?なにそれかっこいい!」
小倉「そう!これでセリフに意味を持たせるの。Google Assistant APIをつかえば細かく設定できるんだよ!」
シャミ子「えーぴーあい?難しそう・・・」
シャミ子「でもこれで、桃とお揃いにできますね!」
桃「よくわからないし、シャミ子が一人でやれたらいいよ」
桃「(シャミ子はパソコン弱いし、さすがに無理かな)」
シャミ子「そんな、無理です・・・」
小倉「できるよ」
桃、シャミ子「え?」

#IFTTT
小倉「IFTTTってやつを使えば、シャミ子ちゃん一人でもできるよ」
シャミ子「イフト?」
小倉「IFTTTは色んなサービス同士を連携できるツールだよ。例えば、Instagramで投稿したらtwitterでも投稿するみたいな」
桃「なるほど、もし~したらtweetする。みたいなかんじ?」
小倉「そうそう。IF(もし) This(トリガー) Then(ならば) That(アクション)」の頭文字をとってIFTTT」
良子「組み合わせ次第で色々できそう」
小倉「他の人が作った組み合わせも使うことができるし、自分でも作れるんだよ」
シャミ子「呪文はどうやるんですか?」
小倉「さっきのGoogle Assistantに呪文を言った時~するみたいな感じにすればいいだけだよ」
リリス「それならば、余でも声だけで色々できるのではないか? トゥイッターとか」
桃「リリスさんがtwitter・・・うるさそう・・・」
リリス「なにか言ったか?」
桃「なにも・・・」
リリス「シャミ子、余のためにもイフトとやらを使いこなすのだ!」
シャミ子「ご先世のお願いなら・・・がんばります!!」

実践

小倉「とりあえず、実際にやってみよう! IFTTTはアプリがあるから、まずはそれをダウンロードしてね」
シャミ子「できました。え、英語です・・・」
小倉「使い方自体は簡単だから大丈夫だよ。とりあえずGoogleでサインインしてみて」
シャミ子「あれ?すぐできちゃいました」
小倉「すでにあるGoogleアカウントで登録できるんだよ」

小倉「そしたら、+のボタンを押す」

小倉「まずは、This(トリガー)を選ぶんだよ」

小倉「今回のトリガーはGoogle Assistantだから探してみて」
シャミ子「Google、あ、出てきました」

小倉「単純な呪文を言ったときだから"Say a simple phrase"を選択っと」

小倉「セリフは"危機管理"で、言語はJapaneseと」

小倉「これでトリガーの設定は終わり、あとはThat(アクション)、つまり何をするかだけど・・・」
シャミ子「音楽とか流せますか?」
小倉、桃「音楽?」
シャミ子「変身のときに、音楽があったら可愛いと思います!!」
小倉「流せるけど・・・」
桃「全然、合理的じゃない」
シャミ子「いいんです!可愛いです!」
小倉「じゃあ、とりあえずそれで」

小倉「今度はThat(アクション)だね」

小倉「音楽を流すにはAndroidを探してみて」
シャミ子「ありました!」

小倉「"Play a specific song"で自分の好きな音楽を流せるよ」

小倉「ここに、好きな音楽のタイトルを入れるだけ」
シャミ子「"シャミ子変身!"っと」

小倉「これでFinish(終わり)だよ~」

シャミ子変身!

シャミ子「凄い、ホントにできました!!」
桃「こんなに簡単にできるなんて・・・」
小倉「あとはGoogle Assistantに”危機管理”って言えば、音楽が流れるはずだよ」
桃「そういえば、”シャミ子変身!”なんて音楽あるの?」
小倉「ないと思うけど、なくても別のがいい感じに流れるじゃないかな?」
シャミ子「とりあえず、やってみます!」(ワクワク
シャミ子「ききかんりー!!」
スマホ「タラララン♪タッタタラララン♪~」
桃「あるんかい!」
シャミ子「わぁあああ!いい感じです!」
桃「(たしかに、音楽があると可愛い・・・けど)」
シャミ子「じゃあ、桃もお願いします!」
桃「え、私もやるの?」
シャミ子「当たり前じゃないですか!桃のために作ったんですよ!」
小倉「千代田さん、これはやるしかないよ・・・」(ニヤニヤ
桃「くっ、これで勝ったと思うなよ・・・」
桃「ききかんり・・・」
スマホ「タラララン♪タッタタラララン♪~」
##後日
シャミ子「あ、桃からメールだ」
スマホ「お腹へった。ごはん作って」
シャミ子「隣の部屋なのになぜメールを?」
ガチャ
シャミ子「桃~、なんですかこれは?」
桃「それは、この前の音声アシスタントで送ったんだよ」
シャミ子「ほえ?」
桃「”お腹へった”って言ったら、シャミ子にメールがいくようにしたんだよ」
シャミ子「なんですかそれは!直接言ってください!」
桃「移動するのめんどくさいじゃん」
シャミ子「じゃんって、隣じゃないですか!」
桃「あとは言っただけで、メタ子に餌あげたり、自動で電気をつけたり、お湯沸かしたりするのも作った」
シャミ子「動きたくなさすぎでは・・・」
シャミ子「しかも、わたしより使いこなしてる・・・」

シャミ子「こ、これで勝ったと思うなよー!!」
頑張れ優子!!ITを使いこなしてハイテク魔族になるんだ!!

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