概要
Ocaml for Windows の Graphical Installer を用いて既に OCaml や Cygwin をインストールしている Windows 10 端末に，Visual Studio Code で OCaml のコードを編集する環境を作ってみた.
詳細
Visual Studio Code のインストール
Visual Studio Code のサイトからインストーラーをダウンロードし，実行する．
拡張機能 OCaml plugin の導入
Visual Studio Code を起動し，Extensions から OCaml という名前のプラグインをインストールする．OCaml と検索すれば出てくるはず．
使用するシェルを Cygwin に変更
Visual Studio Code のデフォルトのシェルは PowerShell になっており，OCaml を使うには Cygwin に変更する必要がある．これを行うには次のようにする．
-
File > Preferences > Settingsを開く． - 検索窓で
terminal.integrated.shell.windowsと入力する． -
Edit in settings.jsonという項目が表示されるはずなので，それをクリックする． -
terminal.integrated.shell.windowsのパスを Cygwin の置かれている場所に変更する．
settings.json
{
"terminal.integrated.shell.windows": "C:\\OCaml64\\Cygwin.bat"
}
以上で OCaml のプログラムが書けるようになった．
おまけ: 複数のシェルを切り替えられるようにするには？
上記の terminal.integrated.shell.windows を複数個設定することはできない．複数のシェルを切り替えられるようにするには，例えばこちらの記事が参考になる．