経緯
Windows上で,プログラムのコンパイルもgitの操作もvscodeでできるようにしようと環境を整えていました.c++コードのコンパイルのためにはPower Shellを,gitのためにはgit bashを使う必要があります.
デフォルトで使用するシェルの設定はFile→Preferences→settings
からterminal.integrated.shell.windows
のパスを変更することができます.ところが拡張機能なしでは複数のシェルのパスを通してやることができません.調べ方がわからずに少し手こずったので備忘録として残しておきます.
解決方法
Shell launcherという拡張機能を入れることでvscode上でのシェルの切り替えが可能になります.
-
Shell launcherという拡張機能を入れて,vscodeを再起動する.
-
File→Preferences→settings
からsettings.jsonファイルを開いて以下を追加する.(例ではコマンドプロンプト,PowerShell, Git bash, WSL Bashを追加しているが欲しいシェルだけ追加すればOK.パスも確認して必要に応じて書き直してください.)
"shellLauncher.shells.windows"
のwindowsの部分をlinuxにするとlinuxでも,osxにするとmacでも同様の設定にすることが可能です."shellLauncher.shells.windows": [ { "shell": "C:\\Windows\\sysnative\\cmd.exe", "label": "cmd" }, { "shell": "C:\\Windows\\sysnative\\WindowsPowerShell\\v1.0\\powershell.exe", "label": "PowerShell" }, { "shell": "C:\\Program Files\\Git\\bin\\bash.exe", "label": "Git bash" }, { "shell": "C:\\Windows\\sysnative\\bash.exe", "label": "WSL Bash" } ]
-
shellLauncher.launch
コマンドにショートカットキーを割り当ててやると切替が楽で便利です.