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【ハッカソン】SPAJAM 2025で試したAI駆動ハッカソン!

Last updated at Posted at 2025-12-23

はじめに

皆さんは、SPAJAM 2025というハッカソンイベントをご存知ですか?

SPAJAM 2025は、Mobile Content Forumが企画・運営しているスマートフォンアプリ開発に特化したハッカソンです。

僕は、過去SPAJAMに3回出場し、本選にも2回ほど選ばれています。

僕が参加した2025年 8月のタイミングは、Claude CodeやGemini CLIなどが話題になり、AIを取り入れた開発が盛んになり始めていました。

そのため、ほとんどのチームがAIを使った開発になり、今まで以上にクオリティや開発量などが求められるのではないかと考え、AI駆動のハッカソンに挑戦してみました。

そのため、この記事では、AIを使ったハッカソンの実践と気づきについて紹介しようと思います。

ハッカソン準備編

躊躇なくAIを使っていく方針を決める

冒頭でも少し触れましたが、僕が参加した2025年 8月のタイミングは、Claude CodeやGemini CLIなどが話題になり、AIを取り入れた開発が盛んになり始めていました。

ハッカソンのような短期集中型開発では、少しの判断や準備の差がそのまま完成度に直結します。

そのため、ほとんどのチームがAIを使った開発になり、今まで以上にクオリティや開発量などが求められるのではないかと警戒し、チームメンバーでAIをゴリゴリに使っていくことを擦り合わせました。

(※ハッカソンのルール次第では、生成AIを使うことがNGな場合もあると思うので、注意してください。)

ハッカソンでAIがどう使えるかを調べる

AIを“前提として使う”方針が決まったので、次に取り組んだのが
「ハッカソンのどの工程でAIを使えるのか」を把握することでした。

  • SPAJAM専用のGPTをつくる
    • 過去の受賞作品やテーマなどを学習させてる
  • プロダクトにAIを取り入れる方法などの勉強
  • Cusrosrを使って、3Dモデルを作成する
  • UI作成(Figma Make, v0等)でUIを作成する
  • etc

実装・デザイン・企画のすべての工程でAIが使えるか を細かく確認し、チームとして “AI活用の引き出し” を事前に増やしておきました。

AIを使ったアイデア出しの練習

生成AIをゴリゴリに使う方針にしたので、これまでのアイデア出しのやり方も見直す必要がありました。
そこで本番前に、アイデア出しの練習を2回実施しました。

1回目は、これまで通りのアイデアソンにAIを取り入れてみて、その後に振り返りを実施。

2回目は、1回目の反省点を踏まえて、アイデアソンを行いました。

この練習を通じて気づいたのは、ブレストはめっちゃ大事 ということです。

与えられたテーマから、いきなりAIにアイデアを生成させても、うまくいきませんでした。
実現不可能な案や、ありきたりな案が多く、僕たちが納得できるアイデアにはなりませんでした。

しかし、しっかりブレストを行い、テーマの理解や論点を人間側で整理してからAIに相談すると、アイデアの幅が広がり、納得のいく案が生まれやすいことが分かりました。

ハッカソン当日編

ハッカソン当日については、僕が担当した範囲についてまとめようと思います。

アイデア決定までは、練習通りに

ブレストからアイデア決定までは、事前の練習と同じようにAIを活用しながら進めました。

まずはブレストで、チーム全員で30個ほどアイデアを出し、
その中から“勝てそうなアイデア”を2〜3個まで絞り込みます。

次に、それぞれを評価基準に沿って自己評価し、
選ばれたアイデアについて懸念事項を整理しました。

さらにAIを使ってアイデアのブラッシュアップを行い、
最終的に開発に必要な仕様の整理・すり合わせまで実施。

ここまで約3時間ほどで、スムーズにアイデアを決めることができました。

生成AIを活用して、効率的にデザインをする

僕はデザイン担当として、アイデアが固まった段階から一気にデザイン制作に入りました。

具体的には以下のような作業を進めました。

  • 画像生成AIを使ってアートボードやイメージ素材を作成
  • Figma Makeやv0を使ってUIの検討・試作
  • UI Stackに基づいたUIの作成
  • インタラクションの検討
  • プロダクト全体のデザインルールやトーン&マナーの整理
  • ロゴの作成
  • アニメーションやイラストの作成
  • その他、細かなデザイン調整調整

AIツールの活用もあり、約10時間ほどでデザイン担当としての作業は一通り完了しました。
この時点では、まだ夜の2時でした。

これまでのハッカソンでは、同じようなデザイン作業に朝5時までかかっていたので、 AIによって作業効率が大きく向上したことを実感しました。

勝つために、アイデアを分析する

デザイン作業が一段落した深夜2時。
まだまだ、時間に余裕があったので、少しでも勝率を高めるために、アイデアの分析作業を行うことにしました。

SPAJAMでは、1日目の夜8時ごろに「中間報告」という形で、 各チームがその時点のアイデアを共有します。
僕たちはそのタイミングで他チームのアイデアをメモしておき、それらの情報と自分たちのアイデアをAIにまとめて投げ、評価基準に沿って分析してもらいました。

分析した時のポイントは以下の通りです。

  • 他のチームもブラッシュアップし、進化してくることも考慮すること
  • 自分たちのアイデアは、詳細がわかっているので、厳しく評価すること
  • 他のチームは、中間発表の状態なので、甘く評価すること

そのほかにも、以下のような分析をAIに依頼しました。

  • 勝ち筋の分析:自分たちが、優勝を盤石なものにするためには、どうすればいいか聞く
  • 負け筋の分析:他のチームが、自分たちに勝つためにはどうすればいいか聞く

気になる結果は?

SPAJAM 2025の第2回予選の結果は、最優秀賞!!!! 🎉🎉
本選へ駒を進めました。

チーム全員でAIを徹底的に使い倒したこと、 アイデアの精度やUIの完成度、プレゼンの構成など、 準備してきたすべてがうまくハマったと感じられる結果でした。

練習してきた「AI × ブレスト」や「分析フェーズ」も確実に効いていて、これまでで一番“納得感のある勝ち方”ができたと思います。

本選の結果は、何も賞をもらえなかったです😭

本選でもAIを駆使して、ハッカソンを行ったのですが、テーマに苦戦しました。
後から、主催者の方に聞いたところ、AI対策したテーマだったようです...

まとめ

今回のSPAJAMでは、AIを前提にした開発フローに挑戦し、 ブレスト・分析・デザインなど、あらゆる工程でAIが大きく力を発揮してくれました。

その結果、予選では最優秀賞を受賞でき、AIを正しく活用することでチームの生産性もアイデアの質も大きく向上することを実感しました。

来年は、さらにAIが暴れることを考えると、少し怖いです!


最後まで読んでくださってありがとうございます!

普段はデザインやフロントエンドを中心にQiitaに記事を投稿しているので、ぜひQiitaのフォローとX(Twitter)のフォローをお願いします。

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