1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Google Cloud RunとArtifact RegistryでGeoServerを構築してみた

Last updated at Posted at 2021-08-25


Google Cloud RunとArtifact RegistryでGeoServerを構築してみました :tada:

コンテナを手軽にデプロイできる、Google Cloud RunとGoogle Container Registryの進化版のArtifact Registryを利用し、GeoServerを構築してみました!


Artifact Registryの設定

はじめに、Artifact RegistryでDockerイメージを登録します。


GCPコンソールでArtifact Registryに移動し「リポジトリを作成」をクリックします。
画像

リポジトリ名・形式・リージョン・暗号化を設定します。リポジトリ名は任意で形式はDockerとします。プレビュー版ですがnpmも登録できるようです。
画像

リポジトリが作成されたのを確認します。
画像

次に、GCPコンソールで別途Cloud Shellを起動します。
画像

認証設定をします。

gcloud auth configure-docker asia-northeast1-docker.pkg.dev

画像

登録したいDockerイメージをpullします。今回はGeoServerのDockerイメージkartoza/geoserverを利用します。

docker pull kartoza/geoserver

画像

イメージにレジストリ名をタグ付けします。

docker tag kartoza/geoserver \
asia-northeast1-docker.pkg.dev/プロジェクトID/sample-docker/geoserver-image

イメージをArtifact Registryにpushします。

docker push asia-northeast1-docker.pkg.dev/プロジェクトID/sample-docker/geoserver-image

画像

リポジトリの中にDockerイメージが登録されているのを確認できます。
画像

これでArtifact Registryの設定は完了になります :thumbsup:


Google Cloud Runの設定

最後に、Artifact Registryに登録したDockerイメージをGoogle Cloud Runにデプロイします。


「Cloud Runにデプロイする」をクリックします。
画像

サービス名とリージョンを指定し「次へ」をクリックします。
画像

対象のコンテナを選択します。オプションのメモリとCPUの初期値が少ないので、GeoServerが動作する範囲まであげます。その他はデフォルト値で設定します。
画像

今回は一般公開用に設定し「作成」をクリックします。
画像

公開されると、詳細にURLが表示されるので「/geoserver」を追加してブラウザでアクセスしてみます。
画像

GeoServerが起動されているのを確認できます。
画像


Google Cloud RunとArtifact RegistryでGeoServerを構築できました :thumbsup:

Google Cloud Runを利用することで、手軽にコンテナをデプロイすることができ、スケーリングもしてくれます!
今後は、独自でビルドしたコンテナでもトライしてみたいと思います:muscle:


やってみたシリーズ :grinning:
tags - Try
Google Kubernetes EngineとArtifact RegistryでQGIS Serverを構築してみた
Serverless FrameworkでNode.jsのサーバーレスAPIをGCPにデプロイしてみた
QGISとCloud SQLのPostgreSQL&PostGISを利用してジオデータを表示してみた
BigQuery GISとFlaskとMapbox GL JSを組み合わせて可視化してみた



book

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?