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AWS WAFの公開設定を色々とためしてみた

Last updated at Posted at 2022-01-30

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AWS WAFの公開設定を色々とためしてみました :tada:


事前準備


Amazon CloudFrontと組み合わせた公開

AWS WAFとAmazon CloudFrontを組み合わせて公開する方法です。

AWSコンソール → WAF & Shieldをクリック。
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「Create web ACL」をクリック。
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任意名称を設定。リソースタイプにCloudFrontを選択。対象のCloudFrontディストリビューションを選択。その他は今回はデフォルトのまま設定。
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内容を確認し「Create web ACL」をクリック。
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作成されたWeb ACLをクリック。
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Web ACLの詳細を確認できます。
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指定IPのみ公開

AWS WAFで指定IPのみ公開する方法です。

事前準備として、Web ACLの設定。

「IP sets」をクリック。
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「Create IP set」をクリック。
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任意名称を設定。リージョンにCloudFrontを選択。IPv4を選択。対象のIPアドレスを設定。 → 「Create IP set」をクリック。
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作成されたIP設定をクリック。
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IP設定の詳細を確認できます。
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「Web ACLs」をクリック → 対象のWeb ACLをクリック。
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「Rules」をクリック → 「Add rules」をクリック → 「Add my own rules and rule groups」をクリック。
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IP setを選択。任意名称を設定。IP setに設定したIP設定を選択。Source IP addressを選択。ActionはAllowを設定 → 「Add rule」をクリック。
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「Save」をクリック。
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Rulesに設定されたのを確認できます。次にデフォルトルールの「Edit」をクリック。
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Default actionはBlockを選択。Response codeは403を設定 → 「Save」をクリック。
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設定されてるかを確認します。
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設定したIPからURLにアクセスするとWebSiteが表示されます。指定IP以外はWebSiteが表示されません。
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Basic認証公開

AWS WAFでBasic認証で公開する方法です。

↓ 参考にさせて頂きました。
AWS WAFだけで、Basic認証を設定してみた

事前準備として、Web ACLの設定。

「Web ACLs」をクリック → 対象のWeb ACLをクリック。
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「Rules」をクリック → 「Add rules」をクリック → 「Add my own rules and rule groups」をクリック。
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Rule builderを選択。任意名称を設定。タイプはRegular ruleを選択。Statementはキャプチャ内容で設定。String to matchにはユーザー名とパスワードをbase64で変換した値を格納。ActionはBlockを設定。Custom responseはキャプチャ内容で設定 → 「Add rule」をクリック。
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「Save」をクリック。
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作成されたルールをクリック。
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ルールの詳細を確認できます。
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URLにアクセスするとユーザーとパスワードの入力画面が表示されます。
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設定したユーザーとパスワードを入力するとWebSiteが表示されます。


リクエスト制限

AWS WAFでリクエスト制限する方法です。

事前準備として、Web ACLの設定。

「Web ACLs」をクリック → 対象のWeb ACLをクリック。
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「Rules」をクリック → 「Add rules」をクリック → 「Add my own rules and rule groups」をクリック。
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Rule builderを選択。任意名称を設定。タイプはRate-based ruleを選択。Request rate detailsはRate limitを今回は100で設定。ActionはBlockを設定 → 「Add rule」をクリック。
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「Save」をクリック。
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作成されたルールをクリック。
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ルールの詳細を確認できます。
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5分以内に100回以上動的にアクセスしてみます。
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5分間に指定回数以上アクセスがあるとブロックされます。指定回数以下になるとアクセスが可能になります。
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AWS WAFを利用することで、Amazon CloudFrontと組み合わせた公開や、今回試したIP制限・Basic認証・リクエスト制限以外にもさまざまな設定が可能です :bulb:

次回は、Amazon Route 53も組み合わせた方法も紹介できたらと思います。


AWS WAFとAmazon CloudFrontについて、他にも記事を書いています。よろしければぜひ :bow:
tags - AWS WAF
tags - Amazon CloudFront

やってみたシリーズ :grinning:
tags - Try



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