Webアプリを作るときに以下の機能と環境をサッと使えるようにするためのスケルトンを作りました。
サーバーサイド
sinatra / slim / activerecord / sqlite3 / rspec
フロントエンド
sass / coffeescript / jquery / bootstrap3

ゴールとしては、コマンド一発でWebサーバーを起動してフロントエンド周りをビルドして、
js、css、rubyのファイル更新時にライブリロードさせることです。ビルドツールはgulpを使います。
とりあえずgemファイルから。

Gemfile

source 'https://rubygems.org'  
gem 'sinatra' 
gem 'slim' 
gem 'sqlite3'
 gem 'sinatra-activerecord' 
gem 'rake'  

group :development, :test do   
  gem 'shotgun' # ローカルサーバー   
  gem 'foreman' # コマンドの一括実行   
  gem 'rspec'
 end

アプリケーションの起動にはforemanというgemを使います。
foremanはProcfileに書いたコマンドを一括で実行してくれます。

bundle exec foreman start

これでサーバーを起動してビルドを走らせたいのでProcfileを次のように書きます。

Procfile

application: bundle exec shotgun -p 8000 
gulp: gulp

foremanではshotgunというgemを実行します。
shotgunを使うことでファイル編集時にサーバー再起動する必要がなくなるので、
sinatraアプリ側にsinatra/reloaderを記述せずにすみます。
ホストを指定したい場合はoオプションで指定します。ポートを指定しない場合は9393が使われます。
shotgunはrackアプリケーションなので、config.ruを読み込んで実行します。

config.ru

require './app' 
run App

ここではsinatraのapp.rbをロードして実行しています。
これで、sinatra -> shotgun -> foreman の流れができました。
あとはapp.rbです。

app.rb

# encoding: utf-8
 require 'bundler'
 Bundler.require 
set :database, { :adapter => 'sqlite3', :database => 'db/app.db' }

 class App < Sinatra::Base    
  get '/' do     
    slim :index   
  end
  end

Bundler.requireで手持ちのgemを呼び出しておいて、sinatra-activerecordを使ってDB接続します。
アプリから使うにはこれでいいのですがマイグレーションもしたいので、rakeを実行できるようにRakefileも作ります。

Rakefile

require 'sinatra/activerecord/rake'
  namespace :db do
   task :load_config do   
    require './app'   
  end
 end

これでrake db:createやrake db:migrateができるようになります。
サーバーサイドはここまでにして、次はフロントエンドの方やっていきます。