本記事はエンジニアの方向けに、プログラム設計開発とヨガの関連性について少しでも興味を持っていただきたく、発信します。
巷に溢れるヨガはフィットネスやエクササイズ的な要素が強いことが多いですが、実はヨガは、単に体を動かすだけの運動ではありません。
ヨガという言葉は、サンスクリット語の「ユジュ(Yuj)」に由来し、「結びつける」「統合する」という意味を持ちます。
心と体、そして周囲とのつながりを深めるための哲学でもあります。この考え方は、エンジニアリングの世界においても非常に重要です。
プログラム設計開発における「つながる」重要性
エンジニアの仕事は、コードを書くことだけではありません。プログラムの設計や開発には、システムの一貫性、モジュール間の結びつき、そしてユーザー体験の統合が求められます。ヨガの持つ「結びつける」という概念は、エンジニアリングの原則にも応用できます。
- 自分とのつながり
ヨガでは、呼吸と動きを意識的に結びつけることで、自分の内面に意識を向けます。同じように、エンジニアとしても「自分がどんな価値を提供できるのか」「自分が得意なこと、苦手なことは何か」を理解することが重要です。自己理解が深まると、開発の方向性も明確になり、より効果的なプログラム設計が可能になります。
- システムの一貫性とモジュールの調和
ヨガの実践では、体の各部位の調和を意識することが大切です。
例えば、現在受講しているヨガのインストラクター講座では、解剖生理学を勉強することもあり、そのような知識も求められます。
同じように、エンジニアリングでも、仕様書を理解することや、システム設計において各モジュールが調和するように設計することが不可欠です。
SOLID原則とヨガのバランス: SOLID原則のように、一つのクラスや関数に役割を明確に持たせることは、ヨガのポーズでバランスを取ることと似ています。効果的なアーサナを行うためには、各一つずつの動作を意識し、体の細部まで活用することが求められます。
アーサナ(姿勢)の協調: ヨガでは、一つのポーズに集中することで、全身のバランスを整えます。プログラム開発においても、各コンポーネントが調和を持って動作するように設計することが求められます。
- チームとのつながり
ヨガの実践では、周囲のエネルギーを感じ取りながらポーズを取ることが求められます。エンジニアリングにおいても、チームメンバーとコミュニケーションを取りながら作業を進めることが不可欠です。
共鳴の姿勢(サンガ): ヨガでは「サンガ(Sangha)」と呼ばれるコミュニティの概念があり、仲間と支え合いながら学びを深めることを重視します。エンジニアも、チーム内で情報共有を行い、互いに助け合うことでプロジェクトの質を高めることができます。
- ユーザーとのつながり
ヨガの根底には「すべてはつながっている」という考えがあります。エンジニアが開発するシステムやアプリケーションは、最終的にはユーザーとつながるためのものです。
ユーザー目線を意識し、使いやすいプロダクトを設計する
ユーザーのフィードバックを受け取り、改善を繰り返す
技術的な視点だけでなく、感情的な側面も考慮する
こうした考え方を持つことで、単なる技術の追求ではなく、人と人をつなぐ開発が可能になります。
つながりを深めるためのヨガ実践
エンジニアがヨガの「つながり」の考え方を取り入れるために、以下のアーサナ(ポーズ)を実践することができます。
ナーディ・ショーダナ(片鼻呼吸法): 頭をクリアにし、冷静な判断力を養う
ヴリクシャーサナ(木のポーズ): バランスを取りながら、チームとの協調を意識する
パートナーヨガ: 誰かと一緒にポーズを取ることで、信頼関係を築く
まとめ
ヨガの「つながる」という概念は、プログラム開発においても重要な学びや発見があります。自分とのつながりを深め、システムを一貫性のあるものにし、チームと協力し、ユーザーと共に成長することで、より良い開発ができるはずです。これからも、ヨガの哲学を取り入れながら、エンジニアとしての可能性を広げていきましょう。
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