先日DevToys 2.0の紹介記事を書かせていただきました。
そのDevToysの作者がまた生産性を上げてくれそうなツールをリリースしていましたので紹介します🚀
CtrlHelpとは
CtrlHelpは80種類以上の対応アプリのキーボードショートカットを覚えるための練習モードとショートカットのチートシート機能を備えたWindowsアプリです。
実際に見てみないとよくわからないと思うので使い方を紹介していきます。
インストール
Microsoft Storeからインストールができます。
有償アプリですが、数日間は無料でお試しすることもできます。
ショートカットの学習と練習
アプリを立ち上げるとこのようなUIになります。
ここでは80以上の対応アプリを選んでキーボードショートカットの練習ができます。
例えばSlackを選択してみます。
ショートカットの分類とマスターしたかの進捗が表示されています。
「Switch workspace」について練習してみます。
このようにショートカットの機能と対応キーが示されるので実際にそれを押して進めていきます。
覚えたあとはキーが隠された確認モードになり、実際に覚えてマスターできたかを確認できます。
インスタントチートシート
アプリはバックグラウンドでも起動していて、対応アプリを開いている時にキーボードショートカットのチートシートを開くことができます。
デフォルトではCtrlキーを2秒間長押しすることで起動します、例えば今まさに記事を書いているChromeで起動すると。
このようにChromeキーボードショートカットのチートシートがフォアグラウンドで立ち上がってくれます。
検索ボックスもついているので対応のショートカットをすぐに調べることもできそうです。
このようにCtrlHelpは練習と実践を組み合わせることでキーボードショートカットを覚えることができるアプリです。
まだリリースしたてなので日本語対応はしておらず、Windows限定のアプリではありますが、DevToysと同じように人気が出れば多言語対応やMac対応も行われるのではないでしょうか。
作者がこのアプリを作成したきっかけが、キーボードの達人の友人の生産性がマウスとキーボードを組み合わせてる自分よりもはるかに勝っていることと、操作をマウスに依存しているせいでAge of Empiresが上達しないためとXで語られています(そのため対応アプリにAge of Empiresが入っています)。
Windows OS自体やエクスプローラー、ExcelなどのWindowsユーザー必須事務ツールもばっちり対応しているので、Windowsをよく使うユーザーが効率よくキーボードショートカットを覚えて生産性アップにつなげられるツールだと思いました。