はじめに
Visual Studio Code(以下VSCode)はエンジニア向けの総合開発環境ですが、拡張機能をインストールすることで非エンジニアでも活用できる強力な多機能メモ帳に進化します。
本記事では私自身の備忘録として、MacOSでのセットアップ手順と利用している拡張機能をまとめます。
- 2020/10/21 投稿
VSCodeを使う
インストール方法
VSCodeのインストール方法は以下の2種類があります。
- インストーラーをダウンロード
- Homebrewでインストール
私はMacにインストールするアプリケーションをHomebrewで管理しています。
インストーラーを使いたい人は公式サイトよりダウンロードしてください。
Homebrewでインストール
brew cask install visual-studio-code
Markdownプレビュー画面の表示
- コマンドパレットを開く(
View
>Command Pallet
もしくはcmd
+shift
+p
) -
markdown open preview to the side
を入力
おすすめの拡張機能
ここで紹介しているものは全てVSCodeメニューのEXTENSION(拡張機能)からインストールができます。
Japanese Language Pack for Visual Studio Code
VSCodeを日本語化します。初回起動時のデフォルトは英語版になりますので、必要な人は以下手順で日本語化しましょう。
- EXTENSIONSから
Japanese Language Pack for Visual Studio Code
を検索しインストール - VSCodeを再起動(再起動後に日本語化されていれば次以降の手順は不要)
- コマンドパレットを開く(
View
>Command Pallet
もしくはcmd
+shift
+p
) -
configure display language
を入力 -
ja
を選択し、VSCodeを再起動
vscode-icon
VSCode上でファイルアイコンを表示します。私はSetiというテーマがお気に入りです。
- EXTENSIONSから
vscode-icons
を検索しインストール - ファイルアイコンのテーマ(
Code
>基本設定
>ファイルアイコンのテーマ
)でから好きなテーマを選択
テキスト校正くん
WORDのようにVSCode上で入力した日本語文章をチェックしてくれます。
チェックするルールをカスタムできるtextlintという拡張機能も存在しますが、簡易でざっくりとした校正機能を求めるのであればテキスト校正くんで十分です。
Code Spell Checker
英単語のスペルをリアルタイムでチェックしてくれます。
検出されたくない単語をホワイトリスト登録することも可能です。
CharacterCount
文字数をカウントしてステータスバーに表示します。
Evilinspector
文章中の全角スペースを強調表示します。
公式設定のススメ
行末のスペースを削除
- 設定を開く(
cmd
+,
) -
Trim Trailing Whitespace
を有効化
Trailing Spacesという拡張機能でも実現できるらしいです。(未検証)
設定の同期
設定やキーバインド、拡張機能をマシン間で同期できます。
設定手順はユーザガイドに記載されており、利用にはGithubもしくはMicrosoftアカウントが必要です。
私はMacOSとVMwareFusion上で稼働するKalilinuxで設定を同期させています。
2020年10月の段階でプレビュー中ですが、問題なく動作しています。
気になっている拡張機能
Draw.io Integration
Draw.ioのVSCode拡張版です。
思考整理や簡単な図を作るのに便利な気がします。
Todo Tree
特定のコメントを検索し、アクティビティバーに表示してくれる拡張機能です。
何か使いどころがないか模索しています。
VSNotes
VSCode上で動作するシンプルなメモ帳です。
シンプルと言ってもマークダウンに対応し、GoogleドライブやGithub連携も実現しています。
画像を貼れないのが気になっていますが、なぐり書きするアイデア帳としては悪くないかも。
おわりに
おすすめの拡張機能があったら教えてください。
みなさんも良いVSCodeライフを!