オフラインのRHELサーバでのパッケージ全体の更新。
更新したいタイミングで、外部接続できる別のRHELサーバから更新ファイルをダウンロードして転送するしかないようです。
ここでは更新したいサーバが完全にオフラインで独立しており、単発でアップデートしたい場合を想定しています。
バージョンは7.5
前提:
サーバがRHELサブスクライブ登録されており、同じOSバージョンであること。
外部接続のできるサーバで、更新ファイルをダウンロードします。
mkdir /tmp/rpms
yum update --exclude=kernel* --skip-broken --downloadonly --downloaddir=/tmp/rpms/
カーネルアップデートしたくないので--exclude=kernel*
をいれてます。
エラーが出る場合は--skip-broken
オプションで依存性問題のパッケージをスキップ。
※ちなみに、新規パッケージを持ってきたい場合は以下コマンド
yum install <Packagename> --exclude=kernel* --downloadonly --downloaddir=/tmp/rpms/
依存パッケージも一緒にダウンロードされます。
ダウンロードされたパッケージが格納されているrpmsフォルダを、更新したいサーバに転送します。ここでは/tmp/以下に転送したとします。
更新したいサーバで、転送されたファイルからアップデートします。
yum localupdate /tmp/rpms/*
単発一回であればこれが一番楽な気がします。yumリポジトリ作る必要ないし。
新規パッケージをインストールする場合はlocalinstall
コマンドを使います。
両サーバが疎通できるようであれば、ローカルリポジトリを作成する方法もあります。
https://qiita.com/hijiri0404/items/eea563f34d2f73ef04bf
以上。