Linuxカーネルをコンパイルしてみたいと思いましたが、UbuntuではLinuxカーネルのコンパイルは難しいようなので、Cent OSをインストールして、Linuxカーネルをコンパイルしようと思いました。
で、ノートPCでLinuxカーネルをコンパイルすると熱が篭ってPCがやられるらしいので、ジャンクワールドでデスクトップPCを買って、CentOSをインストールしてみようかと思います。
とりあえず、今持っているUbuntuで、Cent OS 7のインストールDVDを焼こうかと思います。
上のサイトから、DVD isoをダウンロードしました。
Ubuntuでは、GUIツールを使えば、DVDは焼けるはずなのですが、何故か僕の場合できなかったので、コマンドラインで焼いてみます。
上のサイト様を参考にさせていただきました。
環境構成は以下の通り
$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=18.04
DISTRIB_CODENAME=bionic
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 18.04 LTS"
$ uname -r
4.15.0-22-generic
今回使った環境では、メディアに書き込むためのデバイスは /dev/sr0 で認識されているようです。
$ ls /dev/sr0
/dev/sr0
以下のファイル形式
$ file CentOS-7-x86_64-DVD-1804.iso
CentOS-7-x86_64-DVD-1804.iso: DOS/MBR boot sector; partition 2 : ID=0xef, start-CHS (0x3ff,254,63), end-CHS (0x3ff,254,63), startsector 2368, 17976 sectors
書き込むのに使うツールの入ったパッケージをインストールします。
$sudo apt-get -y install growisofs
書き込みは growisofs コマンドでやります。 引数として、デバイスと書き込む ISO ファイルを指定してやる。
$ growisofs -Z <dev>=<isofile>
今回の例ではこんな感じ。もちろん、カレントフォルダに、isoファイルがあることが必須
$ growisofs -Z /dev/sr0=CentOS-7-x86_64-DVD-1804.iso
エンターを押すと、DVDが回る音がして、書き込みプロセスが始まります。
$ growisofs -Z /dev/sr0=CentOS-7-x86_64-DVD-1804.iso
Executing 'builtin_dd if=CentOS-7-x86_64-DVD-1804.iso of=/dev/sr0 obs=32k seek=0'
/dev/sr0: "Current Write Speed" is 16.4x1352KBps.
2785280/4470079488 ( 0.1%) @0.6x, remaining 133:39 RBU 100.0% UBU 0.0%
29491200/4470079488 ( 0.7%) @5.8x, remaining 22:35 RBU 100.0% UBU 0.0%
57311232/4470079488 ( 1.3%) @6.0x, remaining 15:23 RBU 100.0% UBU 0.0%
85131264/4470079488 ( 1.9%) @6.0x, remaining 12:52 RBU 100.0% UBU 0.0%
112918528/4470079488 ( 2.5%) @6.0x, remaining 12:13 RBU 100.0% UBU 0.0%
140738560/4470079488 ( 3.1%) @6.0x, remaining 11:16 RBU 100.0% UBU 0.0%
168558592/4470079488 ( 3.8%) @6.0x, remaining 10:37 RBU 100.0% UBU 0.0%
196378624/4470079488 ( 4.4%) @6.0x, remaining 10:31 RBU 99.9% UBU 0.0%
224165888/4470079488 ( 5.0%) @6.0x, remaining 10:06 RBU 100.0% UBU 0.0%
(このあとも続く)
しばらく待ってやれば、書き込みプロセスは終わります。
次回は、Linuxカーネルのコンパイルから始まります。