vccwでWordPress環境を作成する際、デフォルトの設定からsite.ymlにて設定を変更することができます
site.ymlの作成方法
vccwを展開したところにprovisionディレクトリがあるので、その中のdefault.ymlをコピー
一つ上のディレクトリに移動させ、site.ymlにリネームするのが分かりやすい。
よく使うであろう項目はここに含まれているので、パラメータを変更するだけで使える。
もちろん、変更する項目だけを記載したsite.ymlを1から作成する方法でもよい。
未指定の項目はdefault.ymlの項目が使用される。
#site.ymlで変更できる項目
基本編
日本語で使いたい
普通にインストールされると管理画面なども英語になるため、
日本語として使いたいなら下記の設定を変更する
lang: ja
###ドメインを変更したい
hostname: vccw.test
ただし、事前にvagrant-hostsupdaterをインストールしていないと自前でhostsファイルを編集する必要があるので要注意
複数台並行して起動したい or IPアドレスを変更したい
同時に2台vccwで作成した環境を動かそうとすると、IPアドレスが重複して動かなくなるため、
環境ごとにIPアドレスを変更する必要がある
ip: 192.168.33.3
バージョン指定編
###PHPのバージョンを指定したい
デフォルトでは最新版がインストールされるらしくPHP7になるが、
まだPHP5系の環境も多いため、PHPのバージョンを指定したい場合。
なお、default.ymlにはこの項目の記載がなく、指定がない場合は最新版が使われる模様
vccw3系だとPHP7系が、vccw2系だとPHP5系が使用できるようです。
環境に合わせて使用するvccwを変更する必要があります。
php_version: 5.6.9
###WordPressのバージョンを指定したい
WordPressのバージョンも通常最新版になるため、
バージョンを指定を行う場合は下記を変更する
version: 4.1
応用編
インストールされるディレクトリを1階層下げたい
vccw.testのドメインでvccwをインストールした際、WordPressはvccw.testにインストールされる
これをvccw.test/wordpress/にインストールしたい場合、下記のように変更する
wp_siteurl: 'wordpress' # Path to the WP_SITEURL like "wp"
wp_home: 'wordpress' # Path to the WP_HOME like "wp"
その他、何かあれば追記していきます