はじめに
AWSはAmazon Web Servisesの略で、Amazonが提供しているクラウドサーバーのサービスです。
AWSへの理解度を高めるために、学んだことをアウトプットします。
今回の流れ
AWSのEC2で作成したインスタンスにRubyをインストールします。
インスタンスは作成していることを前提とします。
※インスタンスの作り方が分からない方はこちらを参照ください。
「AWSに仮想サーバーを構築する方法」https://qiita.com/daisuke30x/items/91307c94e8f5a702a42f
EC2インスタンスにRubyをインストール
①インスタンスにログイン
% ssh -i キーペア名.pem ec2-user@<パブリックIP>
②環境構築に必要なパッケージをインストール
インスタンスにログインした状態で
まず、パッケージのアップデートを行います。
[インスタンス]$ sudo yum -y update
パッケージのインストールを行います。
[インスタンス]$ sudo yum -y install git make gcc-c++ patch libicu-devel readline-devel libxml2-devel libxslt-devel ImageMagick ImageMagick-devel openssl-devel libcurl-devel curl
③Node.jsをインストール(JavaScriptを動かせるように)
[インスタンス]$ sudo curl -sL https://rpm.nodesource.com/setup_10.x | sudo bash -
[インスタンス]$ sudo yum install -y nodejs
③Yarnをインストール(JavaScriptのパッケージを管理するためのパッケージマネージャー)
[インスタンス]$ sudo yum install -y wget
[インスタンス]$ sudo wget https://dl.yarnpkg.com/rpm/yarn.repo -O /etc/yum.repos.d/yarn.repo
[インスタンス]$ sudo yum install -y yarn
④rbenvとruby-buildをインストール
rbenv:Rubyのバージョンを切り替えてくれるツール
ruby-build:UNIX系のシステム上で異なるバージョンのRubyをコンパイルし、インストールするための、rbenv installコマンドを提供するrbenvのプラグイン
rbenvをインストール
[インスタンス]$ git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv
パスを通す
[インスタンス]$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
[インスタンス]$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
.bash_profileの読み込み
[インスタンス]$ source .bash_profile
ruby-buildのインストール
[インスタンス]git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
rehash(コマンドを使えるようにする)
[インスタンス]$ rbenv rehash
⑤Rubyをインストール
Ruby 2.6.5をインストール
[インスタンス]$ rbenv install 2.6.5
インスタンス内で使用するRubyのバージョンを指定
[インスタンス]$ rbenv global 2.6.5
rehash(コマンドを使えるようにする)
[インスタンス]$ rbenv rehash
最後に
本投稿が初学者の復習の一助となればと幸いです。