一新されたWindows Terminal (以下wt)において最新版0.11.1333.0を含む過去5リリースほどで発生していた「入力が一切受け付けない不具合」はレジストリを設定することで是正できました。
少し前のFixedでIME入力ができるようになったのですが、同時にこの辺りで発生した問題なので関連性は疑えたものの特定には至りませんでした。
ようやく関連のIssue #4448 (comment)で是正方法が報告されましたので記しておきます。
設定方法はレジストリ HKeyLocalMachine
にあるInputServiceの値をそれぞれ 0
に設定すること。私も 1
になっていて発生していたので予め 0
になっていた環境では一体全体何を議論しているのか?とわからなかったことでしょうw
設定方法
レジストリ regedit.exe を起動し以下の2つのキーの値を 0
に修正しwtを再起動します。
HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Input:
InputServiceEnabled: 0
InputServiceEnabledForCCI: 0
とりいそぎこれによってWindows Terminalは正常化されました。
このあと、他のモダン アプリの入力にも影響が及ぶかもしれません。そのときは再度こちらをの設定を第一に考慮してみてください。
追記: Windows Terminal v1.0.1401.0 が公開
20200520 preview が取れドキュメントもMSTF Docsに移動されました。