今月にAWS Certified Cloud Practitionerを受験し、合格したので勉強方法など振り返りをしようと思います。
これから受験する方の参考になれば幸いです。
前提
- AWS歴は3年ぐらい
- SDKで利用することが多く、コンソールなどはあまり触らない
- 使ったことあるサービスは、S3、RedShift、DynamoDB、KDS、IAM、ECRなど
AWS Certified Cloud Practitionerとは
AWSのプラットフォームに関するもっとも基礎的な試験で、クラウドへの理解と基礎的な AWS の知識について問われます。
受験対象は以下(公式から抜粋)
AWS Certified Cloud Practitioner は、AWS プラットフォームの基本的な知識をお持ちの方を対象としています。この試験を受ける前に、以下のことをお勧めします。
- AWS クラウドに 6 ヶ月間触れている
- IT サービスのベーシックな知識と、AWS クラウドプラットフォームにおけるそれらのサービスの使用に関するベーシックな知識がある
- AWS のコアサービスとユースケース、課金、料金モデル、セキュリティコンセプト、クラウドがビジネスに与える影響についての知識がある
日本語公式ページ
勉強方法について
勉強した期間は1ヶ月ぐらいになります。
仕事が終わってから毎日1~2時間ぐらい勉強しました。
使用した教材
勉強に使った教材は以下の3つです。
- AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー
- AWS:ゼロから実践するAmazon Web Services。手を動かしながらインフラの基礎を習得
- 【2022年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)
それぞれ解説していきます。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー
とりあえず資格の勉強をするなら本を読もうと思って買った1冊になります。
試験の概要、対象範囲の大まかな知識、章末の問題など1回読むだけで、どういう内容の試験なのかを把握することができました。
ただ、この1冊だけで試験内容をすべてカバーしてるわけではないので、別な教材で保管する必要があると思います。
特に問題に関しては、とても少ないので別途用意するのがおすすめです。
AWS:ゼロから実践するAmazon Web Services。手を動かしながらインフラの基礎を習得
AWSをちゃんと触ったことがなかったので、なにか良い教材はないか?と思って買ったコンテンツになります。
AWS、EC2、VPC、Route53、RDS、ELB、S3、IAM、CloudWatchなどAWSの重要なサービスを実際に触ることができます。
解説がとても丁寧で、AWSを触ったことがない人でも非常に頭に入りやすいと思います。
コンテンツの流れとしては、インフラを構築して、WordPressを立ち上げて、それを拡張するという流れになっています。
講師の方はYouTubeもやっているので、いきなりお金を出すのは怖いという方はまずそちらを見てみるのも良いと思います。
【2022年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)
先程記載したテキストに問題が少ないと感じたので、別途購入した問題集になります。
試験機関までこれをひたすら解いて、わからないことは回答に載ってる解説や本を見て復習するのを繰り返してました。
最終的には7個目の応用コンテンツ以外はすべて9割を超えて回答できるようになるところまでやりました。
7個目の応用問題は正直、やらなくても良いかなと思います。
受験の流れ
試験は自宅とテストセンターどちらかで受けれるのですが、私はテストセンターで受験しました。
自宅であればほぼ毎日受けることができます。
試験は24時間前までに登録する必要があります。また、変更やキャンセルも同様に24時間前までであれば可能になっています。
テストセンターで受ける場合は15分前までに到着している必要があります。
到着後、受付を済ませて、写真を取ります。
受付の際は、身分証明書が2種類必要なので気をつけてください。
私は「運転免許証」と「マイナンバーカード」を使用しました。
受付が終わると、荷物をすべて預けて試験を受けるためのPCに案内されます。
そこで試験を受け、アンケートを答えると即合否がわかるという形になっています。
試験を受けてみて
結果は793/1000で合格でした。
合格ラインが700なので、思ってたよりもギリギリでした・・・。
合否はすぐわかり、詳細に関しては後日メールで送られてきます。
試験の内容的にはAWSの基本的なサービスの概要を押さえていれば、そこまで難しくないと思います。
どちらかというと、ひたすら暗記に近いイメージでした。
サービス名と特徴をしっかりと抑えて、相互に変換できるようになってると良いと思います。
あと、今回は使わなかった(使えなかった)のですが、バウチャーチケットという少し割引されてるチケットがあるので興味がある方は調べてみようと思います。
まとめ
AWS Certified Cloud Practitionerを受験したことで、今まで知らなかったサービスや概念を改めて勉強する良い機会になりました。
今回のAWS Certified Cloud Practitionerを合格したことで、特典の1つに次回の資格受験が50%OFFになるクーポンがあります。
これをちゃんと忘れずに使って、次はAWS Certified Solutions Architectを狙おうと思います。