VagrantをプライベートネットワークでSSH接続してVSCode上でファイルを編集できるようにします。
Boxは自分で用意しといてください。今回はCentOS7.2で行います。
Vagrantのネットワーク設定
Vagrantfileを編集してIPを指定します。
今回はデフォルトをそのまま使います。
Vagrantfile
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config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"
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設定したらvagrant up
で起動しといてください。
VSCodeプラグインのインストール
エディタの左側の拡張機能ボタン(またはShift + Command + X)からRemote VSCodeというプラグインをインストールします。
VSCode設定ファイルを編集
その後、Code > 基本設定 > 設定(またはCommand + ,)から設定ファイルに以下を追加します。
設定ファイル
{
//-------- Remote VSCode configuration --------
// Port number to use for connection.
"remote.port": 52698,
// Launch the server on start up.
"remote.onstartup": true
}
VSCodeサーバー起動
F1キーを押して、「Remote: Start server」と検索してEnterでサーバーを起動します。
するとエディタ左下に「Starting server」と表示されます。
SSH接続
VSCode上で表示 > 統合ターミナル(またはControl + `)でターミナルを開きます。
そこで、
$ ssh -R 52698:127.0.0.1:52698 vagrant@192.168.33.10
でSSH接続できます。
rmateのインストール
接続したVagrant上にrmateをインストールします。
$ sudo wget -O /usr/local/bin/rmate https://raw.github.com/aurora/rmate/master/rmate
$ sudo chmod a+x /usr/local/bin/rmate
ファイル編集
あとはそのままSSH接続している状態のVagrant上で、編集したファイルを以下のコマンドでVSCodeで開くことができます。
$ rmate -p 52698 ファイル名