ポイ活と旅行のために生きるエンジニアとして、一番の目標はいかに割り当てられたタスクを効率的にさばくかです。
以前SvelteのLLM向けドキュメントをChatGPTに読ませた記事を書きましたが、今回はClaudeでSvelteの開発をする時のTipsを書いてみます。
ChatGPTの時の記事:https://qiita.com/dadadadatte/items/351ae9d566b7041afbc7
忙しい人向け
プロンプトのコンテキストにSvelteのLLM向けドキュメントを含めてください。
それを入れるだけでClaudeの精度が圧倒的に上がります。
LLM向けドキュメント:https://svelte.dev/docs/llms
説明
Anthropicのモデルは推論能力とコードを書く能力が非常に優秀ですが、一つの問題として、現状使えるSonnet 4とOpus 4モデルのトレーニングには2025年3月までのデータだけが使われています。
Svelte 5のデータももちろん一部含まれているんですが、やはり新しいフレームワークであること、そしてトレーニングデータとして使える事例やドキュメントはSvelte 4以前のもののほうが圧倒的に多い影響で、普通にプロンプトを書いてしまうとSvelte 4以前のコードを含まれる可能性が高いです。
この問題を解決するためのコツとして、Svelteが提供しているLLM向けドキュメントであるllms.txtをダウンロードして、プロンプトに添付することでSvelte 5のコードの精度が高くなります。
LLM向けドキュメント:https://svelte.dev/docs/llms
ドキュメントを添付していてもたまにドキュメントの内容をもとにコードを生成しないときがありますが、その際には「添付のドキュメントをもとにコードを生成してください」をプロンプトに入れてください。
そうすることでドキュメントに沿って良質なSvelte向けのコードが生成されます。(なんならたまに自分よりもClaudeのほうがSvelteに詳しいんじゃないかと思ってしまったりします)
短い記事ですが、コンテキストにドキュメントを入れるだけでコードの精度が圧倒的に高くなるので、 サボりたい人 仕事を効率化したい人はぜひ試してみてください。