はじめに
- 電池駆動DSPラジオのその4。LCD(AQM0802A)についての記事です。
- LCDは一般的な1602A+I2Cでも良いのですが、電圧の問題と勉強のために本品を利用しています。
使用したもの
- AQM0802A-RN-GBW 秋月電子にて購入。これは本体の単品ですが、ピッチ変換キットの購入をお勧めします。
- 安くて小型だったので本品を購入。I2C接続であれば何でもよいと思いますが、3.3Vで動くものが必要です。
- 一般的な1602Aの場合、I2C変換モジュールに加えて3.3Vで動くように改造が必要になります(または、別途5V電源を用意)。
I2C接続(ピッチ変換)について
- 本品は単体のままではI2C接続できないため、ピッチ変換基板(数個のコンデンサが必要)が必要になります。変換基板の回路はデータシートにのっています。
- 勉強のためとはんだ付けの練習のために変換基板を自作しましたが、面倒なだけなのであまりお勧めしません。
- 秋月電子さんで、変換基板付きのモジュールが販売されていますので、そちらをお勧めします。なので自作の変換基板は公開しないことにします。
- 変換基板を用いる際の注意点。
- データシートにも書いてありますが、RESETはVDDに接続します。
- Arduinoで利用する場合は、プルアップ抵抗は(おそらく)不要です。自作基板でも利用していません。
接続
- 普通のI2C接続なので難しいところはありません。
- SCL、SDAをマイコンに。+3.3V、GNDを電源に接続するだけです。
ライブラリ
- Arduinoで使う際のコードですが、大変扱いやすいライブラリを使わせていただきました。
- このライブラリの解説ページに懇切丁寧に使い方が書いてありますのでご参照ください。
- 具体的なコードは後日投稿します。
おまけ
- 上でも触れた「LCD1602A + I2C変換モジュール + 3.3V改造」も作成してみました。これも動いたのですが、サイズが大きくじゃまなので、小型のLCDを選びました。