ListenBackLog
→デフォルトでは511らしいが、httpd.confに記載はない。
→ListenBackLogはカーネルのtcp_max_syn_backlogの値に加算される。
→tcp_max_syn_backlogのデフォルトは2048
ListenBackLogとtcp_max_syn_backlogの値の合計が、キュー待ち数。
デフォルトだと511 + 2048 = 2559がキュー待ち数
MaxClients値とServerLimit値が256(同時アクセス可能数)のため、例えば2000の同時アクセスが来た場合は、1744(2000 - 256)は、キュー待ち状態となり、キュー待ち数は、815(2559 - 1744)の空きがある状態となる。
同時アクセス数が3000の場合は、2744(3000 - 256)は、キュー待ち状態となり、キュー待ち数は2559を超過た185(2559 - 2744)は破棄されることになる。
※MaxClients:同時接続数の最大値を設定。デフォルト256。この値は、 ServerLimit値よりも大きくは出来ない為、値を増やす場合は、ServerLimit値も同時に変更する。
MaxClients値の出し方:Apacheに割り当て可能なサーバのメモリ量 ÷ 子プロセスが消費するメモリ量
疑問1:ListenBackLogのデフォルト値511の設定が無いので、tcp_max_syn_backlogの値が、キュー待ち数となると思ってよいのか?
疑問2:ListenBackLogはapacheの公式では設定変更は推奨されていないが問題ないか。